機奇械怪@BLOG

フリーライター・石井誠のブログです

機動戦士ガンダム 第08MS小隊オフィシャルアーカイブ

 今年こそ月イチで確実に更新するつもりが、いきなりコケてしまってます。

 今回は、1月28日に一迅社から発売となった『機動戦士ガンダム 第08MS小隊オフィシャルアーカイブ』についてちょっと書いておこうと思っております。

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 渋い書影ですね〜。こちらは、サンライズの資料室で掲載用資料を発掘している際に発見した、修正原画を使用させていただきました。

 よく見かける絵ではなく、作品制作当時に描かれた、当時の空気を伝える1枚ということで、個人的にはわりと気に入っています。

 

 

 僕にとって『機動戦士ガンダム第08MS小隊』という作品は、なぜかとても縁がある作品でして、それこそいろんな仕事で関わらせてもらっています。

 ということで、ざっと作品との関わりに加えて、今回の『オフィシャルアーカイブ』に込めた思いなんかを紹介しようと思います。

 まず最初の関わりとなるのが、2003年に発売された『機動戦士ガンダム ハチゼロ/ハチサン/ゼロハチ』(太田出版)という単行本です。こちらでは、宇宙世紀を舞台とした、ガンダムのOVA3作品のスタッフインタビューや各解説文なんかを書かせてもらいました。

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その後、2007年にバンダイビジュアルから発売された『第08MS小隊 5.1ch DVD-BOX』では、ブックレットとそこに連動するWEBページでの原稿などを書かせてもらうことになります。

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ここで、物語後半で監督を務める飯田馬之介さんと、ちょっぴり親しくなりました。
というのも、このDVD-BOXの発売されるタイミングで、飯田監督自身が『08小隊』を月刊ガンダムエース誌上でコミカライズすることになり、そのお手伝いをさせてもらうことになったからです。

具体的には、担当編集者が女性だったということもあり、一緒に飯田さんが描いたネームをチェックしてガンダムにちょっと詳しい人として意見を言うこと、そしてオリジナル要素をフォローする記事を書くというものでした。

そのコミカライズに絡んだ仕事は1年ちょっとやっていたと思いますが、月に1度は必ず飯田監督とお会いして、仕事の話に留まらずいろいろと趣味的な話とかをさせてもらっていました。

その際に、記事作成に役立てばと、飯田監督から未映像化のコンテのコピーなどを渡されていたので、大事に保管していたわけです。

その後、連載が進むとさまざまな理由からフォロー記事制作が無くなってしまったので、僕は途中から離脱状態になってします。編集上の都合であって、ケンカ別れではないので、その後も何度か飯田監督には会っていたのですが、コミカライズの連載が終了してからはちょっと疎遠になってしまいました。

そんな最中に飯田監督が倒れて入院し、その検査の結果ガンがみつかったことを聞きました。心の中では心配していたのですが、それから1年くらい経過してから、飯田監督が亡くなったという連絡をいただきました。

どうしても最後のお別れだけはしたかったので、葬儀には顔を出させていだたきました。

 

それでも作品との縁は続くもので、Blu-rayで劇場版作品である『ミラーズ・リポート』のブックレットも手掛けさせていただきました。

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さらに、『08小隊』が今度はBlu-ray BOXとして新たにリリースされることになった際にも、声をかけていただき、ブックレットを担当させていただきました。

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とは言え、飯田監督はもういらっしゃらないので、僕が何度か行ったインタビューをベースとした飯田監督の作品に込めた思いなどを書かせてもらい、さらにお預かりしていた未公開コンテの一部を掲載させていただきました。

 

このBlu-ray BOXのブックレット作業を行っている最中、飯田監督の画コンテ以外にも、多数の初期デザイン画が存在することを知ったので、これを何とか1冊の本にまとめられないかと企画を立てたのが『08小隊 オフィシャルアーカイブ』だったりします。

画コンテや初期デザインの数々は、誌面の大きさを利用した可能な限り細部までみせられるようにしました。そうした貴重な初期資料を掲載することで、『08小隊』という作品に関わった人たちのいろんな思いが、今後見返すことが出来る形として残せればと思ったからです。

飯田監督から預かったものも、基本的には全て完全な形で掲載することができました。

そういう意味では、ようやく預かっていた大きな荷物が下ろせたような気がします。

 

【今月のお仕事】

1月後半〜2月中盤にかけてのお仕事です。

オトナアニメ Vol.33(洋泉社

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『蒼き鋼のアルペジオ ARS NOVA』で艦船紹介の原稿を担当してます。

 

巨神ゴーグ メモリアルアートワークス(新紀元社

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書籍化の企画・編集協力と池田秀一さんと田中真弓さんの対談の進行を担当しています。

 

●月刊ガンダムエース3月号(角川書店

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『三倍速く! シャアが行く!〜池田秀一ガンダム人間探訪記〜』では、高木渉さんとの対談を掲載しています。

 

●月刊ハイパーホビー3月号(徳間書店

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レギュラーで担当しているホビー系紹介に加えて、『NEXT GENERATION パトレイバー』で、撮影現場レポートの記事を執筆しました。

 

●Febri  Vol.21 (一迅社

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ホビーRECOMMENDでは、『ガンダムビルドファイターズ』に関して書いています。また、『ロボットガールズZ』のプロデューサーインタビューも担当しています。

 

●WEB関連

S.H.MonsterArts エイリアン ビッグチャップ スペシャルページ/ 魂ウェブ 

http://tamashii.jp/special/alien/

 

ガンダム食玩ポータル FW GUNDAM STANDart: 19 最速フォトレビュー!|バンダイキャンディトイ公式サイト

http://www.bandai.co.jp/candy/gundam/standart/19review/

 

ヴィレッジブックス アメリカンコミックスオフィシャルサイト

http://a-comics.com/

・『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース』レビュー

・『マイリトルポニー:ポニーテールズ』レビュー

・『バットマンアーカムビギンズ』レビュー

・『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』レビュー

 

 

 

2013年を振り返る

 気がつけば、もう年末です。11月から12月にかけては年末進行にムック本の仕事が絡んで、例年にないほど忙しい感じでした。

 大変ではありましたが、ありがたいことです。

 

 今年を振り返ってみると、いろいろと新規開拓できた1年だったかなと。

 今年の春くらいに仕事の量が一気に減りまして、諸先輩に相談した結果新たな取引先と出会うことができました。わりと取引先が凝り固まっていた印象があったのですが、フリーになって以来、初めてと言っていいほど幅広い仕事ができたのではないかと思うわけです。

 特に、映画やアメコミ関連の仕事が増えたことも嬉しくて、年始くらいにはちょっと腐っていたところもありますが、なんとか「おお、仕事があって良かった!」となるくらいに軌道修正できて良かったです。一度かなり低い位置まで落ちたのですが、盛り返す方向に向けられたのでそれをどこまで維持できるかガンバレればと思います。

 

 仕事的に大きなトピックスと言えば、やっぱりテレビ出演と自著である『マスターグレード ガンプラのイズム』の韓国語翻訳の出版されたことかと。

 どちらも、世の中的な影響という意味では本当に「たいしたことない」んですが、個人的にはどちらも初めての経験だったので、嬉しいような気恥ずかしいような感じです。

 テレビ出演に関しては、いままで漫然と「視聴者」として見ていたテレビ番組の制作の裏側、地味で大変な一面を体験できてい良かったです。ああいう形じゃないと知り得ないことを見聞きできて、収録に参加した1日は今でも忘れられないいい思い出です。

 番組自体は、今でも恥ずかしくて見直すことはできませんが、家族や親戚、友人・知人の方々にちょっとした話のネタを提供できたのも良かったかなと。

 自著の翻訳に関しては、実は許可を出しただけで何もしていないのですが(韓国語は読めないのでチェックもできませんしw)、ちょっとだけ違う足跡が残せたのが嬉しいですね。『マスターグレード ガンプラのイズム』はもともと部数も少ないし、重版もかからないまま1年以上が過ぎてしまっていて、担当編集者や協力してくれた方々のの尽力もあって、出来上がった本の内容的には満足しているのですが、一方で「ただ本を出しただけで終わってしまったのではないか?」というちょっとした心残りもありました。

 というのも、単行本は出たけれども僕個人としては、出版したことでの反響や手応えをほとんど感じることができなかったというところに関係しています。その最大の理由は、僕自身の著書を書くという部分での力不足だったことに起因します。内容が地味でマニアック過ぎるのに加えて、それを面白く読ませる力が文章になかったんでしょうね。

 そんな中で、出版から約1年後に韓国で翻訳版が出せたことは本当に嬉しかったです。韓国ではこの本の中身を評価して、翻訳したいと思ってくれた人がいたわけですからね。まったくの見ず知らずの人が、日本の出版社と交渉して、翻訳の努力をし、編集作業をしてくれたおかげで、国内だけでなく韓国の方にもちょっとだけ伝わったわけです。そのおかげで、自分の仕事が決して間違いじゃなかったんだなと改めて思えました。

 

 あとは、先にも書いたように取引先が増えたことで、新しく編集者やライターの方々と出会うことができて、すごく刺激になったのが嬉しいですね。

 

 

今年の数字

毎年観た映画の本数などを記録しているのですが、今年は劇場に足を運んだのが24本。

DVDなどの家で観たのが48本。ということで、合計72本の映画を観たことになります。

ちなみに、2012年は109本だったので、今年はちょっと少なかったですね。

特に今年の後半は、仕事のために観なくてはならないアニメや特撮が多かったため、映画を観る時間を割けなかったのが大きいかと。来年はもうちょと観たいな〜。

ランキングを付けたくないですが、お気に入りの3本を挙げるならば『パシフィック・リム』、『モンスターユニバーシテイ』、『ウルヴァリン・サムライ』かな。

 

そして、読んだ本は24冊。そのほとんどが映画関係の本だったりします。

 

でもって、ランニングの回数は41回。総走行距離は376.5km。う〜ん、こちらも週1回という目標を達成できていないのが残念。来年は頑張ります。

 

 

11月&12月のお仕事

 

オトナアニメNo.32『蒼き鋼のアルペジオ-ARS NOVA-』特集記事

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Febri Vol.20

HOBBY RECOMMEND『仮面ライダー鎧武 DX戦極ドライバー』

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シネコンウォーカー12月号

『ウォーキング With ダイナソー』特集

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ハイパーホビー2月号

『NEXT GENERATION パトレイバー』記事他

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ガンダムエース2月号

『三倍速く! シャアがいく!-池田秀一のガンダム人間探訪記-』ゲスト:脚本家 むとうやすゆき

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GAME SPARK http://www.gamespark.jp/

シリーズファンの手による『バットマン:アーカム・ビギンズ』ハンズオン、PS Vita『ブラックゲート』も体験 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

【PR】バットマンを狙う危険極まりないヴィランが集結!『バットマン:アーカム・ビギンズ』悪役図鑑 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

没入感あるシーフ体験! 一人称ステルスアクション『THIEF』PS4版ハンズオンプレビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

ビレッジブックス アメリカンコミックスオフィシャルサイト

http://a-comics.com/

 

ビフォアウォッチメン発売記念イベントレポート

アメコミレビュー ビフォアウォッチメン

アメコミレビュー ヘルボーイ:疾風怒濤

 

 

ちょっと模型の話

どうも、またまた1ヶ月のごぶさたです。

 

今回は、模型趣味的な話をちょっとだけしようかと。

僕は、1980年の第一次ガンプラブーム直撃の世代でして、多分人生において初めて「趣味」としたものが、模型制作だったりします。

 

当時は小学校3年生で、その後のガンプラブーム以降は海洋堂さんをはじめとするガレージキットメーカーのレジンキャストキットを作ったりしていました。

その後、東京に上京してからは一時的に模型趣味から卒業していたのですが、25歳くらいから再び模型趣味をスタートさせて、今に至っています。

 

というわけで、模型趣味歴は25年とかになるんですかね。

 

そうした趣味が高じて、プラモデルの記事を書かせてもらったりしているわけですが、3年ほど前からアニメ製作会社サンライズの方が主催する、アニメ・模型業界関係者向けの模型サークル「上井草模型倶楽部」に参加しておりまして、半年に1度の展示会で完成品を飾ることを目標に模型制作に勤しんでいたりしてます。

 

ということで、去る10月中旬にも展示会がありまして、参加してきました。

100点以上の力作が集まった展示会の様子はこちらのページでチェックしてください。

上井草模型倶楽部

 

で、僕は今回こちらのアイテムで参加しました。

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AFVクラブ製のアメリカの軽戦車M5A1スチュワートに、生け垣などを除去するヘッジローを装備した別名”ヘッジホッグ”を製作。

こんな感じに仕上げてあります。

 

で、なんか戦車熱に火がついてしまったので、次回の展示会に向けて『ガールズ&パンツァー』に登場するIV号戦車D型を作ったりしてます。

 

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一見すると判らないですが、劇中仕様に改造したりなんかしてますw

 

というわけで、芸術の秋ってことで仕事からの現実逃避でプラモ製作が進んでしまってしょうがない……という日記でした。

 

ちなみに、上井草模型倶楽部の次回展示会は来年4月を予定しています。

 

今月のお仕事

『ガルパンアルティメットガイド ガールズ&パンツァーを100倍楽しむ本』(廣済堂出版)

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インタビュー関係でお手伝いさせていただきました。

 

 

『ニューモデルマガジンX』12月号(ムックハウス)

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シャア専用オーリスでガンダム聖地巡りーなぜこのクルマが生まれ得たのかを文化的に考察ー」という記事で、シャア専用オーリスの試乗の感想やらその評価を語ってます。

 

『月刊ガンダムエース12月号』(角川書店)

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レギュラーの『3倍速く! シャアが行く!〜池田秀一のガンダム人間探訪記〜』では、池田さんと『ガンダムUC』の古橋監督の対談を書かせてもらいました。

さらに、特別付録の『HG1/144シリーズ オールガンダム ガンプラカタログ』の構成と執筆もやらせていただきました。

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ハイパーホビー12月号』(徳間書店

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こちらは、いつものレギュラーに加えて、巻頭のS.I.C.シリーズ15周年記事、『NEXT GENERATIN パトレイバー』の記者発表レポートなどを書いています。

 

villagebooks AMERICAN COMICS

 

ヴィレッジブックスのアメリカンコミックスのレビューページでは、『シークレット・インベーション』、『アイアンマン:ホーンテッド』のブックレビューに加えて、海外マンガフェスタのレポート記事も手掛けています。

 

シリーズファンの手による『バットマン:アーカム・ビギンズ』ハンズオン、PS Vita『ブラックゲート』も体験 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

ゲーム情報サイト『Game Spark』では、期待の人気ゲーム『バットマンアーカム・ビギンズ』のプレイレポートを書いてます。

 

 

シャア専用オーリス試乗

先日、とある仕事でトヨタから発売される業界初のガンダムとのコラボレート車どなる「シャア専用オーリス」をお借りして、試乗ドライブをさせていただきました。

 

どこに行ったとか、何をしてきたという事に関しては、仕事が形になって発表されることなので伏せておきます。

 

そこで今回は、軽く乗った感想などを書こうかと。

 

今回お借りした試乗車は最高グレードにほぼ全てのオプションを付けたもの。

操作は、スポーツATタイプでした(一部噂では、ミッション車しかでないと言われてますが、そんなことはなさそうです)。

基本はATながら、状況にあわせてセミオートマチックトランスミッションに切り替えて、自分でギアの上げ下げができるのはなかなか楽しかったです。

 

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 実際に乗ってみて思ったのは、センスがいいなということでした。

 キャラコラボの自動車という段階で、なんだかダサくなりそうですがガンダム系のデザインをリスペクトしながら、きちんとエクステリア、インテリア共に作り込まれているのでチープさは感じず。

 また、車自体もヨーロッパ輸出をメインにしたスポーツ仕様のオーリスがベースになっているので、パワーや操作感もスポーティーで、「乗ってて楽しい」と思える仕様となっていました。国産ですが、ちょっとヨーロッパ車っぽいテイストはなかなかに良かったです。

 また、カリカリのスポーツカーではない、適度なスポーツカー感は車好きではない方のファミリーカーとしても成立する感じで、この「按配」が絶妙。

 本気でキャラクターをイメージした車を生みだそうとしている気概にグッと来ましたね。もし、この戦略が成功して、今後も続けるなら、安易な企画ではなく大事に育てていってほしいなと思いました。

 

今月のお仕事(……っても先月分ですがw)

 

●バンダイ・魂ウェブ:S.H.MonsterArts エイリアンVSプレデター紹介ページ

こちらで、アイテム紹介の原稿を書きました。

http://tamashii.jp/special/avp/

 

●メガハウス :コスモフリートスペシャル スーパー戦隊レンジャーメカニクス2限定ボックス 付録ブックレット

限定ボックスに付属するブックレットの構成と執筆をさせていただきました。

 

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ガンダムエース11月号

レギュラーの『3倍速く! シャアが行く!』では、池田秀一さんと『ガンダムUC』のマーサ役の塩田朋子さんお対談を担当してます。

 

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ハイパーホビー11月号

レギュラー仕事に加えて、総合火力演習のミニレポートや「よつばとダンボー展」のレポートなんかもやってます。

 

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ヴィレッジブックスアメコミページ

今月は映画『マン・オブ・スティール』、映画『ウルヴァリン:サムライ』のレビュー、そして『ウルヴァリン:サムライ』の原案となった『ウルヴァリン』のブックレビューをやっています。

 

 

 

夏の思い出

さて、もう8月も後半になっちゃいましたね。

今年の夏はなぜかイベント関係が後半に重なり、いろいろとバタバタしたのですが、なかなかに楽しい夏を過ごせました。

というわけで、今回はネタとして夏の思い出のイベントについて軽く書いておこうかと思います。

 

総合火力演習

8月22日に、友人の漫画家から誘われて、数年ぶりに御殿場市の富士演習場で行われた「富士総合火力演習」に行ってきました。

一般日は雨が降って大変だったらしいですが、自分が行ったのは予行演習日だったので、ちょっと曇り空ではあったのですが炎天下の中で見学してきました。

 

 

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戦車や装甲車、戦闘ヘリなどの実弾射撃は、やはり何度見ても大迫力ですね。

発射音によって空気が震える感覚は、やはり生でしか味わえないので何度行っても刺激になります。

 

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で、今回の目玉はついに制式配備となった10式戦車。

スラローム走行からの射撃という、最新鋭戦車だからこそのパフォーマンスにはやられました。初めて間近で実車を見れて、さらに搭乗している方に話が聞けたりと、装備品展示もいいですね〜。

 

今回は、アニメ関係の方々と現地で交流しまして、アフター総火演もかなり楽しむことができました。

 

ウルヴァリン:サムライ』レッドカーペットイベント

9月14日から公開となる『ウルヴァリン:サムライ』のレッドカーペットイベントが、8月28日に六本木ヒルズアリーナにて開催されました。

このイベントを見に行きたいかな〜と思っていたので、某抽選に応募したところ、見事当選してイベントに行けることになったんですね。

 

そこで、生ウルヴァリンヒュー・ジャックマンを観て来ました。

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その他、監督のジェームズ・マンゴールド、マリコ役のTAO、シンゲン役の真田広之、雪緒役の福島リラが登壇。

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レッドカーペットイベントに行くこと自体が初めてだったのと、みんな大好きヒュー・ジャックマン真田広之の実物を間近で見ることができて、こちらも違う意味でいい刺激になりました。

 

ヒュー・ジャックマンは噂どおりのサービス精神旺盛な人で、ファンを湧かせまくり。ああいうところを見ると、ますますファンになっちゃいますね。

 

日本を舞台にしているということで、ヒットしてくれるといいですな〜。

 

今月のお仕事

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マスターグレード ラインナップカタログ(バンダイ)

店頭設置用のバンダイのガンプラマスターグレードシリーズを網羅したカタログを作成させていただきました。配布用ではないので、ぜひお店に行ってMGシリーズ購入の参考にしてもらえればと思います。

 

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僕たちの「ガンダム」ランキング(宝島社)

ガンダムファンのアンケートをもとにしたランキング形式で機体を紹介するムックに参加しました。ちょっとライトなガンダムファン向けの内容となっております。

 

 

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Febri Vol.18(一迅社

HOBBY RECOMMENDのページで、『MGガンダムVer.3.0』について解説しています。

 

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ホビージャパン10月号(ホビージャパン

久しぶりにホビージャパン本誌に参戦しました。今月発売となった『機動戦士ガンダム』テレビシリーズ版Blu-ray BOXの解説を担当しています。

 

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ガンダムエース10月号(角川書店)

ガンダム0083 REBELLION』連載開始記念の夏元雅人×今西隆志対談の後編、そして『3倍速く! シャアが行く!』では、池田秀一浪川大輔の対談を担当しています。

 

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ハイパーホビー10月号

レギュラーの紹介に加えて、ワンダーフェスティバルの取材記事やサンダーバード博のレポートを担当してます。

 

ヴィレッジブックス アメリカンコミックス公式ページ

http://a-comics.com/

 

8月は2回更新しています。フィギュアコレクションと『スーパーマン:アクションコミックスVol.1』のレビューを書かせてもらいました。

 

 

『モンスターユニバーシティ』&『パシフィック・リム』

どうも、またもや1ヶ月近くの経っちゃいました。完全に「月刊ブログ」状態ですが、今回もよろしくお付き合いください。

つーわけで、今回は映画2本のレビューも書きますw

 

『モンスターズユニバーシティ』

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 うちの娘が前作の『モンスターズインク』が大好きで、多分通算10回以上は観てるんですよね。映画としての完成度はすごく高いと思うし、とても面白いけど、個人的には主人公のサリーがいけ好かないのと、「カワイイ子供との交流なんて、子持ちが感動しないわけないじゃん」的なズルさが微妙に気に入らなかったりしてました。

 で、その『モンスターズインク』の前日譚って話を聞いた時点では「それって、面白くなるの?」と思っていたのも事実。登場キャラではマイクが大好きなんだけど、ティーザー予告で彼がミラーボールにされる姿とか観てると「マイクが酷い目にあって笑う話とかだったらどうなんだろ?」とやっぱり期待感は上がらず。

 

 とは言え、もちろん娘が観たがったので、公開初日に3D吹き替え版で観たんだけどこれがスゲー「大アタリ!」の映画でした。

 ピクサー映画では、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『Mr.インクレティブル』に並ぶ面白さ。というか、映画自体が人生を語っていてオレ的にはたまらん内容だったんですね。

 

 主人公はサリーじゃなくて、マイク。

 子供の頃から憧れている仕事があって、その夢を叶えるために、仕事を身につけられる大学に入るんだけども、本人はやる気満々で、勉強もしまくるんだけど、憧れの仕事をするにあたっての「才能」というか「資質」が欠けている。

 その「欠けている」部分を努力でカバーしようとするんだけど、それってどうしてもカバーしきれるわけでじゃない。そこで初めて「やりたいこと」と「やれること」の違いを理解して、「やれること」に向かっていく……みたいなお話し。

 自分も今の仕事を好きでやっているけど、事実「才能」とか「資質」の面では叩きのめされた経験もあるし、結果「やりたいことの近くで、やれることを見出す」という流れを経て今があったりもするので、「ああ、このマイクってオレじゃん!」と思わずにはれなかったわけですね。

 いや〜、いろいろと挫折しそうになることも多いですが、この映画を観ると「まだ、何かやれるんじゃないの?」と前向きになれるし、マイクの異常なほどのポジティブシンキングもすごく元気づけてくれるので、個人的には超お気に入りの映画でした。

 


映画『モンスターズ・ユニバーシティ』日本オリジナル予告編 - YouTube

 

 

パシフィック・リム

 

 

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 『パシフィック・リム』はひと足先に試写でマスコミ試写で観させていただきました。

 

 『パンズラビリンス』や『ヘル・ボーイ』シリーズのギレルモ・デルトロ監督作なのですが、さすが、我らボンクラと心を同じくするデルトロさん「わかってらっしゃる!」

 

 ハリウッドが巨大ロボットと怪獣のバトルを描く……と言うと一抹の不安を感じずにはいられなかったんですが、怪獣&ロボットの登場シーン、そしてバトル共々「こんな映像が観たかった!」のオンパレード。

 「ミサイルで怪獣を倒すと血液で周囲が汚染されるので、撲殺するしかない!」という多少乱暴な設定のもとに、世界各国が巨大ロボットを作って太平洋から出現する怪獣たちを迎え撃つんだけども、もうさ、細かいこととか気にしないで超絶バトルを楽しもうって映画ですよ。細かいことでゴチャゴチャ言うヤツは観るなと!

 

 多分、80年代ロボットと怪獣ブームを経てきたオッサンは無条件に拍手しちゃうところが何カ所かあります。そして、こんな豪勢なボンクラ怪獣&ロボ映画に身を委ねられることを至福に思うはずです。感想とかレビューじゃなくて、もう「考えるんじゃない、感じるんだ」的な流れになってますが、とにかく黙って観に行って、そのあと酒飲みながらワイワイと喋りまくりたくなる映画なのは確かです。

 

とりあえず、オフィシャル予告をどうぞ!

 


映画『パシフィック・リム』本予告 杉田智和吹替え版 - YouTube

 

んでもって、何か懐かしい感じのファンムービー予告も合わせてどうぞ!

 


Pacific Rim (Fan-Made Trailer) in TOHO Godzilla ...

 

ほら、テンション上がったでしょ?

 

今月のお仕事

というわけで、今月のお仕事です!

ヴィレッジブックス アメリカンコミックス情報ページ

villagebooks AMERICAN COMICS

マーベルコミックスDCコミックスの日本語版翻訳コミックスをリリースしているオフィシャルサイトにて、コラム連載をスタートしました。

発売されたアメコミのレビューやアメコミの原書やらフィギュアやらに関して、いろいろと書いて行ければと思ってます。

月3〜4回程度、不定期アップとなってますのでよろしくです!

 

マスターグレード ガンプラのイズム 韓国版発売

★ 나를 변화시키는 - 한스미디어 ★

 

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昨夏に太田出版から発売された自著『マスターグレード ガンプラのイズム』が韓国にて翻訳出版されました。

約1年を経て、こうして海外で発売されるのはすごく感慨深いです。

この韓国版を機に中国や台湾、タイ、シンガポールなどガンプラ人気の高い各国でも翻訳されるといいな〜と思ったりしています。

 

『SHORT PEACE』パンフレット

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現在公開中の劇場版アニメ『SHORT PEACE』の劇場用パンフレットに参加させていただきました。メイン4作の解説的な原稿を書かせてもらってます。

 

サンライズデジタル制作室紹介

デジタル制作部紹介 - 企業情報|SUNRISE Inc.

 

サンライズのCG制作部門であるデジタル制作室の紹介ページを担当させていただきました。

デジタル制作室とは気がつけばかなり長いお付き合いをしておりまして、何度も取材をさせていただいているという縁もあり今回のお仕事につながっています。

自分としても、モヤモヤとしていたCGアニメ制作の現場についていろいろと聞くこともできたので楽しい仕事でした。

 

月刊ガンダムエース9月号

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機動戦士ガンダム0083 REBELLION』の連載開始記念の今西隆志監督×夏元雅人さんんの対談記事を担当してます。

 また、レギュラー仕事の『三倍速く!シャアが行く!〜池田秀一のガンダム人間探訪記』の対談は『ガンダムUC』のジンネマン役の手塚秀彰さんをお迎えしてます。

 

 

ハイパーホビー9月号

 

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てな感じで、いろいろとやってますのでよろしくお願いします!

 

 

今月のお仕事

 ちょっと前までは、仕事量が激減して不安になるくらいだったのですが、現在はいくつかのお仕事のオファーが重なりまして、ちょっと忙しい時期を迎えております。

 締め切りというヤツは、群生しているので群れでやってくるんですね。それもお仕事があるということで嬉しい悲鳴ではあるんですがw

 

 ということで、いつもなら映画の感想やらイベントの感想なんかと合わせて記事を書いているのですが、その余裕さえないですw

 

 映画も試写が当たった『ハングオーバー!!! 最後の反省会』に行ったくらいというのもありますし、真面目に感想を書くヒマがあるなら仕事をしろということで申し訳ないです。

 

てなわけで、今月のお仕事のみをルーチンに掲載します。

 

●『AKIBA CULTURE MAGAZINE Febri No.17』(一迅社

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レギュラー参戦ということで、気になるホビー情報に関する記事を書かせていただいております。今回は好評放送中の『宇宙戦艦ヤマト2199』の1/1000スケールプラモデルについて解説してます。

 

●『オトナアニメ Vol.30』(洋泉社)

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『翠星のガルガンティア』の記事ページにて、メカデザイナーの石渡マコトさんへのインタビューを行ってます。キャラとして大人気となった主人公の相棒・チェインバーの誕生の秘密を伺いました。

また、メイン特集の「このSFを観ろ!」の中で、「アメコミ映画と3DCG」というコラムも書かせてもらいました。こちらは、近年のアメコミ映画の表現と3DCG技術がどのように関係しているかを解説してます。

 

●『映画秘宝 8月号』(洋泉社)

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巻頭のブルース・リー特集が熱い号です。大好きな映画秘宝にライターとして初参戦させていただきました(残念ながらブルース・リー特集ではないですw)。

6月26日にDVD&BDがリリースとなったイギリスコミック原作のアクション映画『ジャッジ・ドレッド』のソフト発売に合わせて、ヒロインのアンダーソン捜査官を演じたオリヴィア・サールビーさんのインタビュー記事を担当してます。

人生初の国際電話による通訳さんを介した取材だったので、いろんな意味で緊張しましたね〜。

 

●『ガンダムエース 8月号』(角川書店)

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7月公開の劇場用アニメ『SHORT PIACE』の紹介記事を担当。そしてレギュラーお仕事の池田秀一さんの対談企画『3倍速く! シャアが行く!』は、『宇宙戦艦ヤマト2199』の沖田十三艦長を演じている菅生隆之さんをゲストに迎えてます。

 

●『ハイパーホビー 8月号』(徳間書店

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レギュラーの商品紹介をしつつ、『竹谷隆之の仕事展』のレポート、『宇宙戦艦ヤマト2199』のプラモデル特集ではプラモデル制作のワンポイントアドバイス的な記事を作例と合わせて担当してます。

 

●ゲーム紹介サイト『GAME *SPARK』

 http://gs.inside-games.jp/news/417/41748.

 

http://www.inside-games.jp/article/2013/06/27/67929.html

 

ゲーム関連の最新情報を紹介している『GAME* SPARK』さんにて、6月27日に発売となったDCコミックスをテーマにした格闘ゲーム『インジャスティス 神々の激突』の紹介記事を担当しました。こちらは、アメコミの世界観などを合わせて紹介した内容になっていて、個人的にもかなり楽しんで書いていたりします。

 

●プレミアムバンダイ 『想像ガレリア』商品受注ページ

 

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http://p-bandai.jp/candytoy/item-1000081160/

 

バンダイがスタジオジブリの監修のもと、新たにスタートしたハイターゲット向けの商品『想像ガレリア』。現在、受注受付中のこのアイテムの商品紹介を担当しています。

実際に試作を見せてもらったのですが、かなりハイレベルの完成度となっていて、デスクトップアイテムとしてはお手頃価格というのもあってオススメです。

 

てな感じで、今回はお仕事情報だけとなりました。

次回更新にはイベントレポートとか、映画の感想とか書ければな〜と思っております。