機奇械怪@BLOG

フリーライター・石井誠のブログです

配信番組に出ちゃったりした話

 せめて年明けとか、年末とかにはブログの1本も書こう……みたいな気持ちをずっと持っていながらも、気が付けばそんなこともしないうちに2020年も3月に突入しちゃいました! 全然更新しないのに、たまに見に来てくれる方がいるようで申し訳ありません……。久々の更新です。

 

 2020年3月3日現在、新型コロナウイルス感染問題で、いろんなイベントが中止になるなど影響が出ていますが、我々の仕事もちょっとしたことからそこに巻き込まれております。

 

shinsakura-stage.com

こちらの『新サクラ大戦 the Stage』の会場販売用のパンフレットにて、スタッフ&キャストのインタビューを中心にテキスト全般を担当させていただき、個人的にも公演を楽しみにしていたのですが、政府からの自粛要請に応える形で公演は自粛となってしまいました。

入稿も終わり、パンフレットも刷り上がりを待つような状態だったのですが、公演が自粛となってしまいましたので発売もされません。関わった身としてはとても残念ですが、それ以上に公演に向けて稽古に励んできたキャストやスタッフの皆さんの悔しさを思うと切ないです。

キャスト&スタッフの皆さんの努力が報われる公演の機会がいつかくると思うので、その時には一緒に自分の関わったパンフレットも日の目を見てくれるといいなと思ったおります。

 

というわけで、表題のお話です。

自分の主な業務は編集・ライター業なのですが、関わったお仕事の延長として、たまにステージイベントやオーディオコメンタリーの司会をやったりすることがあります。さらにそこから派生するかのように、動画出演みたいなお仕事もごくまれにあったりもします。古くはテレビ東京さんの情報番組に出演したり、『重神機パンドーラ』のニコ生特番に作品解説役として出演したこともありました。

そして、今回もちょっとした動画に出演したので、個人的な記録として残すべくブログに書いてみた次第です。

ちなみに出演したのは、BANDAI SPIRITS ホビー事業部さんが主催したバーチャルイベント『TAMASHII Cyber Fes 2020』(2020/2/21〜2/23開催)の中の特別番組です。

cyberfes.net

すでにイベントは終了していますが、もともとはこちらのイベント内で紹介されるコンテンツのテキストを担当する形でお仕事の依頼を受けていました。

そして、そこから派生する形で、「マニア VS BANDAI SPIRITS社員! 魂のフィギュア愛対決」というクイズ番組に出演の依頼をいただきました。内容は、タイトル通りFiギュアマニアとBANDAI SPIRITS社員が、クイズ対決するというもの。
司会は土田晃之さんと笹木香利さんが担当し、僕はよゐこ有野晋哉さん率いるマニアチームの一員として、ホビーライターの静メカさんと共に参加。バッファロー吾郎の竹若さんが率いるBANDAI SPIRITS社員チームと対決させていただきました。

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先にも書いたように、出演した動画内で作品に関することを解説する……というようなお仕事は、これまでもいくつかこなしてきましたが、さすがにクイズ番組の出演は初です(笑)。最初こそ「どうしたらいいのかな〜」と一瞬考えましたが、バラエティー番組慣れしている土田さんや有野さん、竹若さんがいらっしゃるということで、基本的な部分はお任せしつつ、思うがままに雰囲気を楽しませてもらうことにしました。

なんたって素人ですから、いきなり上手くやれるわけがないんです。出演のお誘いをしてくれたBANDAI SPIRITSの魂フィさんも、クイズで四苦八苦してくれることに期待して声をかけてくれたに違いないと思うので、あえて無理しなくてもいいのかなと。

そういう意味では、テレビのクイズ番組で、時間制限などがある状況で出演者の方が焦っている気持ちをバッチリと体感させてもらえて、なかなか貴重な体験をさせてもらえたなと思いました。

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さらに、イベントを締めくくる「TAMASHII Cyber Fes 2020総集編 グランドフィナーレ」にも出演させていただきました。こちらは、TAMASHII Cyber Fes 2020のイベント内で展示されていたフィギュアを一堂に集めて、それを紹介するというもの。僕も普段BANDAI SPIRITSさんから依頼を受けて解説原稿を書くことが多い、S.H.Figuartsの映画系フィギュアを中心に、商品解説をさせていただきました。

ここでは、Youtubeにて玩具レビュー動画を配信するヲタファさんと共演することができました。配信番組内ではほとんど絡んでいませんが、ヲタファさんとは楽屋にてゆっくりと話をする時間が持てたのが良かったです。近いようで遠い、普段なかなかお話することができない、トップYoutuberの方とのお話はなかなか興味深かったです。

勝手なイメージの話ですが、我々出版系の人間はYoutuberという職業全体を、偏った情報をもとに若干偏見の目で見ているところがあったと思います(ちなみにヲタファさん個人に対しては、事前に動画を確認させていただき、むしろ尊敬さえしていました)。

でも、実際に業界のトップで活躍している方と話をしていると、高いプロ意識を持っていらっしゃるし、いい加減に仕事をしているフリーライターなんかよりもきちんとされている。何よりも、ちゃんと多くの方に支持されて、名前という面で言えば自分なんかよりも全然世の中に知られているわけです。

彼らを見習って、もっとインターネットというメディアを駆使していろいろとやっていかなくちゃいけないんじゃないかな〜と、本気で考えるようになりました。

そういう意味では、今回の動画出演というのは自分の経験値がいろんな意味でプラスされるきっかけになり、お誘いいただいて本当に良かったなと思いましたね。

 

というわけで、今回の出演をきっかけに動画的な何かを自分でもやってみようかなと思いつつ、動画的なお仕事の出演などもどんどんお引き受けさせていただきますので、何かあればお気軽にお声がけいただければなと思っております。

 

 

 

ついでに、最近のお仕事の告知です。

 

「月刊戦車道別冊 第41回 冬季無限軌道杯 大特集号」(発売元:バンダイナムコアーツ)では、主に編集・構成(一部執筆)として参加しております。

こちらは、3月15日に開催予定だった「大洗海楽フェスタ」に併設される「ミニミニホビーショー」にて先行発売される予定でしたが、開催自粛となってしまったため、改めてバンダイナムコアーツのオフィシャルストア「A-on Store」にて受注販売&大洗の店舗にて販売されると思いますので、チェックしていただければと。

A-on STORE

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構成と執筆を担当した「『機動戦士ガンダム』の演説に学ぶ人心掌握術」(集英社)が1月下旬に発売されました。

ガンダムの劇中に登場する「演説」を、演説に関する書籍を多数出版している川上徹也さんに解説してもらうという1冊です。
実在する人物の演説をベースに、ガンダムに登場する演説のポイントを紹介しており、「演説」をより深く楽しむことができる構成になっています。

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ガンダム VS ザク大解剖」(三栄書房)では、『ガンダムTHE ORIGIN』のページとガンプラのページを担当しました。

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