機奇械怪@BLOG

フリーライター・石井誠のブログです

お仕事備忘録:2020.04

f:id:MakotoIshii:20200501173024j:plain

 

前回は3月上旬にアップしたので、今回はわりと時間を空けずのブログアップですが、自粛期間中、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?

 

僕のようなライターは、インタビューやイベント取材がメインなのですが、いろんな「来たかもしれない」案件が無くなり、なかなか厳しい状況を迎えております。

一部、取材などをしなくてもいいコラムやレビュー的なお仕事や編集的なお仕事もいただいておりますが、平常時にくらべるとやはり案件数自体が減っておりますので、これから先はかなり不安な状況が続きそうです。

 

そんな中ですが、個人的にはかなり大きい案件に関わったので、備忘録として書いておこうかと思います。

 

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 豪華設定資料集

f:id:MakotoIshii:20200501185501j:plain

オフィシャルサイト、劇場版パンフ、Blu-rayのブックレット&特典をはじめ、6年間にわたってお付き合いしてきたOVA機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のお仕事の集大成となる『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 豪華設定資料集』が3月に発売されました。

 

一般書店には出回らない本で、2分冊の合計500ページ以上にわたって『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の資料を余すことなく掲載した1冊となっております。

f:id:MakotoIshii:20200501190020j:plain

 

石井はカラー関係の資料集となる「Ⅰ」の資料整理、構成、新規分の原稿、特別対談の取材&執筆を担当しました。

膨大な量の資料を見やすい&理解しやすいように分類し、どのように配置すべきかという整理と誌面構成などは、かかりきりではないですが数ヶ月を要しています。

また、劇場用パンフレットに掲載した作品解説を全面的に改稿し、安彦良和総監督と西村博之総作画監督の対談を新規におこない、大ボリュームにて掲載しております。

個人的にはOVAに関わる安彦さんのイラスト集としての部分も意図して構成もしてありますし、通常では出回らない版権絵なども掲載されているという点ではかなり貴重な資料本になったのではないかと思います。

作品としては関わりが深く、思い入れも詰まっているので、最後のひと段落としてこの本に関わることができたのは本当に嬉しいですね。

現在は入手困難ですが、ファンの方ならぜひ手に入れて損のない1冊になったと思っております。

 

AKIRA 4Kリマスターセット

f:id:MakotoIshii:20200501192016j:plain

劇場公開30周年を記念して、4Kリマスター化され、4月24日に発売となった『AKIRA』のパッケージ関係にも大きく関わらせていただきました。

個人的にはずーっと好きな作品であり、4Kリマスター化が発表された時点では「これは買わねば」と思っていたのですが、光栄にもお仕事のお声がけをいただけた際には本当に「小躍り」して喜んだほどです。

仕事の依頼がある前日に、たまたまNETFLIXで配信されているのを見つけて10年ぶりくらいに鑑賞し直したのを見計らったような依頼だったので「呼ばれたのかも」と思いました。

今回は、テレビ特番やウェブ記事、ブックレットに掲載するための金田役の岩田光央さん、鉄雄役の佐々木望さん、ケイ役の小山茉美さん、甲斐役の草尾毅さん、音響監督の明田川進さんの5人の座談会の進行を担当。
(特番では、進行の声が聞こえないように編集してありましたが、映像特典では一瞬だけ声が入っているらしいです)

媒体関係やブックレットに掲載する座談会の原稿の執筆しました。

AKIRA』はこれまであまりキャストにスポットが当たることが無く、メインキャストがこうして集まることも無かったということで、座談会は大いに盛り上がりました。

こうした機会に関わることも今後は無いだろうということで、職権乱用でその場でみなさんに当時の劇場パンフレットにサインをお願いしました。

f:id:MakotoIshii:20200501191802j:plain

もうこのパンフレットは家宝として大事に取っておきます。

その他、パッケージ用ブックレットの編集&構成、巻末年表作成なども担当しました。

今回の仕事にあたっては、実は30年前に購入していたある本が密かに役立ったので載せておきます。

f:id:MakotoIshii:20200501193138j:plain

HOT-DOG PRESS増刊(1988年7月24日号)「AKIRA ワールド」です。

なぜか当時ちゃんとしたアニメムック本は発売されておらず、これが唯一のムック本だったようです。
中綴じ雑誌の体裁のため、かなりボロボロですがこれも持っていて良かったです。

座談会の際にも参加したみなさんに見てもらって、場の和ませに役立ちました。

 

というわけで、個人的にはとても印象に残る2つの仕事が成果となった春なのですが、こんな状況になってしまっているのはとても残念です。

早くみんなが気軽に出かけられるような状況になることを祈っております。
またコロナに罹患されてしまった方にお見舞いを申しあげると共に、元気に復帰できるよう祈念しております。

 

 

 

 

配信番組に出ちゃったりした話

 せめて年明けとか、年末とかにはブログの1本も書こう……みたいな気持ちをずっと持っていながらも、気が付けばそんなこともしないうちに2020年も3月に突入しちゃいました! 全然更新しないのに、たまに見に来てくれる方がいるようで申し訳ありません……。久々の更新です。

 

 2020年3月3日現在、新型コロナウイルス感染問題で、いろんなイベントが中止になるなど影響が出ていますが、我々の仕事もちょっとしたことからそこに巻き込まれております。

 

shinsakura-stage.com

こちらの『新サクラ大戦 the Stage』の会場販売用のパンフレットにて、スタッフ&キャストのインタビューを中心にテキスト全般を担当させていただき、個人的にも公演を楽しみにしていたのですが、政府からの自粛要請に応える形で公演は自粛となってしまいました。

入稿も終わり、パンフレットも刷り上がりを待つような状態だったのですが、公演が自粛となってしまいましたので発売もされません。関わった身としてはとても残念ですが、それ以上に公演に向けて稽古に励んできたキャストやスタッフの皆さんの悔しさを思うと切ないです。

キャスト&スタッフの皆さんの努力が報われる公演の機会がいつかくると思うので、その時には一緒に自分の関わったパンフレットも日の目を見てくれるといいなと思ったおります。

 

というわけで、表題のお話です。

自分の主な業務は編集・ライター業なのですが、関わったお仕事の延長として、たまにステージイベントやオーディオコメンタリーの司会をやったりすることがあります。さらにそこから派生するかのように、動画出演みたいなお仕事もごくまれにあったりもします。古くはテレビ東京さんの情報番組に出演したり、『重神機パンドーラ』のニコ生特番に作品解説役として出演したこともありました。

そして、今回もちょっとした動画に出演したので、個人的な記録として残すべくブログに書いてみた次第です。

ちなみに出演したのは、BANDAI SPIRITS ホビー事業部さんが主催したバーチャルイベント『TAMASHII Cyber Fes 2020』(2020/2/21〜2/23開催)の中の特別番組です。

cyberfes.net

すでにイベントは終了していますが、もともとはこちらのイベント内で紹介されるコンテンツのテキストを担当する形でお仕事の依頼を受けていました。

そして、そこから派生する形で、「マニア VS BANDAI SPIRITS社員! 魂のフィギュア愛対決」というクイズ番組に出演の依頼をいただきました。内容は、タイトル通りFiギュアマニアとBANDAI SPIRITS社員が、クイズ対決するというもの。
司会は土田晃之さんと笹木香利さんが担当し、僕はよゐこ有野晋哉さん率いるマニアチームの一員として、ホビーライターの静メカさんと共に参加。バッファロー吾郎の竹若さんが率いるBANDAI SPIRITS社員チームと対決させていただきました。

f:id:MakotoIshii:20200303154528j:plain

 

先にも書いたように、出演した動画内で作品に関することを解説する……というようなお仕事は、これまでもいくつかこなしてきましたが、さすがにクイズ番組の出演は初です(笑)。最初こそ「どうしたらいいのかな〜」と一瞬考えましたが、バラエティー番組慣れしている土田さんや有野さん、竹若さんがいらっしゃるということで、基本的な部分はお任せしつつ、思うがままに雰囲気を楽しませてもらうことにしました。

なんたって素人ですから、いきなり上手くやれるわけがないんです。出演のお誘いをしてくれたBANDAI SPIRITSの魂フィさんも、クイズで四苦八苦してくれることに期待して声をかけてくれたに違いないと思うので、あえて無理しなくてもいいのかなと。

そういう意味では、テレビのクイズ番組で、時間制限などがある状況で出演者の方が焦っている気持ちをバッチリと体感させてもらえて、なかなか貴重な体験をさせてもらえたなと思いました。

f:id:MakotoIshii:20200303160802j:plain

さらに、イベントを締めくくる「TAMASHII Cyber Fes 2020総集編 グランドフィナーレ」にも出演させていただきました。こちらは、TAMASHII Cyber Fes 2020のイベント内で展示されていたフィギュアを一堂に集めて、それを紹介するというもの。僕も普段BANDAI SPIRITSさんから依頼を受けて解説原稿を書くことが多い、S.H.Figuartsの映画系フィギュアを中心に、商品解説をさせていただきました。

ここでは、Youtubeにて玩具レビュー動画を配信するヲタファさんと共演することができました。配信番組内ではほとんど絡んでいませんが、ヲタファさんとは楽屋にてゆっくりと話をする時間が持てたのが良かったです。近いようで遠い、普段なかなかお話することができない、トップYoutuberの方とのお話はなかなか興味深かったです。

勝手なイメージの話ですが、我々出版系の人間はYoutuberという職業全体を、偏った情報をもとに若干偏見の目で見ているところがあったと思います(ちなみにヲタファさん個人に対しては、事前に動画を確認させていただき、むしろ尊敬さえしていました)。

でも、実際に業界のトップで活躍している方と話をしていると、高いプロ意識を持っていらっしゃるし、いい加減に仕事をしているフリーライターなんかよりもきちんとされている。何よりも、ちゃんと多くの方に支持されて、名前という面で言えば自分なんかよりも全然世の中に知られているわけです。

彼らを見習って、もっとインターネットというメディアを駆使していろいろとやっていかなくちゃいけないんじゃないかな〜と、本気で考えるようになりました。

そういう意味では、今回の動画出演というのは自分の経験値がいろんな意味でプラスされるきっかけになり、お誘いいただいて本当に良かったなと思いましたね。

 

というわけで、今回の出演をきっかけに動画的な何かを自分でもやってみようかなと思いつつ、動画的なお仕事の出演などもどんどんお引き受けさせていただきますので、何かあればお気軽にお声がけいただければなと思っております。

 

 

 

ついでに、最近のお仕事の告知です。

 

「月刊戦車道別冊 第41回 冬季無限軌道杯 大特集号」(発売元:バンダイナムコアーツ)では、主に編集・構成(一部執筆)として参加しております。

こちらは、3月15日に開催予定だった「大洗海楽フェスタ」に併設される「ミニミニホビーショー」にて先行発売される予定でしたが、開催自粛となってしまったため、改めてバンダイナムコアーツのオフィシャルストア「A-on Store」にて受注販売&大洗の店舗にて販売されると思いますので、チェックしていただければと。

A-on STORE

f:id:MakotoIshii:20200303163351j:plain

 

構成と執筆を担当した「『機動戦士ガンダム』の演説に学ぶ人心掌握術」(集英社)が1月下旬に発売されました。

ガンダムの劇中に登場する「演説」を、演説に関する書籍を多数出版している川上徹也さんに解説してもらうという1冊です。
実在する人物の演説をベースに、ガンダムに登場する演説のポイントを紹介しており、「演説」をより深く楽しむことができる構成になっています。

f:id:MakotoIshii:20200303163929j:plain

 

ガンダム VS ザク大解剖」(三栄書房)では、『ガンダムTHE ORIGIN』のページとガンプラのページを担当しました。

f:id:MakotoIshii:20200303164825j:plain

 

 

 

 

30年ぶりに封印を解かれた『ヴイナス戦記』ブルーレイ発売!

f:id:MakotoIshii:20190726001056j:plain

 

年頭にブログを更新して以来、気が付けば夏になっていました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

機動戦士ガンダム THE ORIGIN』、『クラッシャージョウ』に続いて、30年にわたる封印が解除された『ヴイナス戦記』のHDリマスター版ブルーレイのブックレットに関わらせていただき、ついに7月26日の発売日を迎えることになったのでブログにてお知らせさせていただきます。

ヴイナス戦記』が劇場公開された当時、僕は高校を卒業したての18歳の学生でした。ライダースのジャケットを着て、ホンダのスパーダという赤いバイクに乗り、世の中に対して斜に構えて学生生活を送っている最中に、この作品と出会ったわけです。
主人公のヒロも18歳で、世の中に対する不満を抱えたキャラクターであったため、作品を観て気持ち的にヒロに感情移入しまくりました。「安彦さんはスゲー、何で俺たちの気持ちが判るんだろう」って本気で思ったんですよね。

そういう意味では、自分の中において『ヴイナス戦記』は凄く特別な作品でもありました。

そして、運良く『ヴイナス戦記』でも特典用ブックレットの構成と執筆を担当させていただくことになり、軽く要望を出させていただきました。それが、劇場公開当時に発売されたムック本「別冊アニメディア ヴイナス戦記」に掲載されていた、安彦さん自身が制作現場の様子を描いた「安彦良和の特別内情暴露戦場日誌」の再掲載です。

ファンならば安彦さんがエッセイコミックとして描かれた現場の様子を読みたいだろうと思ったし、そこにはインタビューなどで過去を振り返ってもらってもすくい取りきれない当時に描かれたからこそ伝わる雰囲気がある。そこで、取材時にお願いしたところ、快く再掲載の許可がいただけ、無事みなさんのもとに届けることができました。

インタビュー関連も充実した内容になっております。安彦さんにはちょっとディープに作品のことを語っていただきつつ、作画監督神村幸子さんと作画監督補の川元利浩さんと安彦さんの鼎談も取材させていただきました。一緒に仕事をした神村さんと川元さんが加わることで、単独インタビューでは出せない当時を思い出す空気感が生まれ、作品をより楽しむことができる内容になったのではと思います。

その他、美術監督の大御所である小林七郎さん、メカデザインを担当した横山宏さん、演出の千明孝一さん、脚本の笹本祐一さんの4人にも単独インタビューを行い、それぞれの作品に対する思いを語ってもらいました。

f:id:MakotoIshii:20190726005932j:plain

 

 

中でも、横山宏さんからはラフデザインスケッチと作画参考用のモノバイのモデルの写真を提供していただき、当時のムックなどにも掲載されなかった蔵出し的な内容になっています。また、ジブリ作品や出崎統作品の美術を多数手掛け、多くの美術監督を世に送り出した小林七郎さんのご自宅でお話を伺い、アトリエでは『ヴイナス戦記』のものではなかったのですが、実物の背景画を間近で見させていただけるという機会にも恵まれ、個人的にも貴重な体験も含めてすごく楽しいお仕事をさせていただいたなと思っております。

30年間国内でのソフトは未発売だったので、気になっても観ることがなかなか無かった作品だと思うので、気になったぜひこの機会に手に取ってもらい、そのクオリティの高さに触れてもらえればと思います。

 

 

 

 

 

2019年 あけましておめでとうございます!

f:id:MakotoIshii:20190103234733j:plain

 

あけましておめでとうございます!

昨年5月に記事をアップして以来、半年以上ぶりの更新となってしまいました。情報発信に関しては、すっかりSNSが中心になってしまって、ブログでさえも最近は身近の方の更新頻度も減り、自分も夏以降は仕事が立て続けに詰まっていたということもあって、手付かずになってしまっていましたが、気を取り直して軽く昨年の振り返りとか、初心表明なんかをできればと思っております。

 

2018年後半の仕事を振り返る

昨年のブログ更新以降で仕事的に大きかったのは、復刊した雑誌『CONTINUE』(太田出版)への関わりです。

編集長の林 和弘さんとは、僕の著書である『マスターグレード ガンプラのイズム』で編集を担当していただいていたのをはじめ、以前からお仕事をさせていただいていたのですが、林さんが立ち上げた『CONTINUE』の方には残念ながら絡むことがなく休刊してしまいました。林さんには、お会いするたびに「『CONTINUE』で原稿を書きたかった」的な話をしていたこともあって、8年ぶりに復刊するにあたってお声をかけていたきました。

Vol.53では、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の第6章公開に合わせての特集では、初めて自分がどのように『THE ORIGIN』という作品を観ていたのかということに対して、総論的な長めの原稿を書かせていただきました。

f:id:MakotoIshii:20190104002533j:plain

 

そんな縁もあったので、自分的にはここ数年温めていた企画を連載できないかと持ちかけました。それは、アニメーター、アニメ監督、漫画家、イラストレーターとして活躍し続けてきた安彦良和さんの全仕事をインタビューで振り返ってもらうというものでした。

アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のオフィシャルホームページや映像ソフト関連の仕事を通して、安彦さんとは構えずにお話ができる程度には距離が縮まったということもあり、安彦さんから企画に関して快諾いただき、Vol.54から『安彦良和 マイ・バック・ページズ』というタイトルでインタビュー連載をスタートすることができました。

現在、Vol.56に第3回まで掲載されており、1月20日前後に発売されるVol.57には第4回が掲載されます。

もちろん、この連載は単行本化を見据えたものとなっており、2019年はその出版に繋げられたらというのが最大の目標ということになります。

 

2018年後半の主なお仕事

重神機パンドーラ Blu-ray BOX(バンダイナムコアーツ)

f:id:MakotoIshii:20190104005349j:plain

河森正治さんの最新作である『重神機パンドーラ』のBlu-Reyパッケージにてブックレットを担当させていただきました。

この作品は、ブックレットの構成と執筆がメインだったのですが、ちょっと難しくかつ込み入ったSF設定が織り込まれた作品の解説が不可欠でした。その解説がスタッフから好評であったとのことで、放送が後半に入るにあたってのプロモーションの一環としてニコニコ動画にて配信された生番組に出演させていただきました。

あまり顔出しの仕事をしたことが無かったので、かなり緊張しましたが、いい経験を出来たなと思っております。

 

ちなみに、パッケージ最終巻となる第3巻は1月29日に発売となります。総監督の河森正治さん、ダグ役の津田健次郎さんのインタビューも収録されておりますのでぜひチェックしていただければと思います。

f:id:MakotoIshii:20190104010632j:plain

 

機動戦士ガンダムF91 4KリマスターBOX

f:id:MakotoIshii:20190104011302j:plain

 

アニメ評論家の藤津亮太さんと一緒に作業をさせていただきました。藤津さんがページの構成と富野由悠季監督、撮影の奥井敦さんのインタビュー、絵コンテの解説を、僕がそれ以外のテキストを担当しています。

安彦さんや大河原さん、美術監督池田繁美さん、作画監督の村瀬さん、主題歌の森口博子さんのインタビュー の他、シーブック役の辻谷耕史さんとセシリー役の冬馬由美さん、音響監督の藤野貞義さんの鼎談を担当したわけですが、このインタビューから数ヶ月後に、まさか辻谷さんが亡くなってしまうとは思ってもいなかったので、最初で最後となってしまったのが残念でなりません。

 

『薄墨桜 GARO』劇場用パンフレット

f:id:MakotoIshii:20181006221614j:plain

今年1月に公開された『牙狼〈GARO〉神ノ牙-KAMINOKIBA-』に続いて、劇場用アニメ『薄墨桜 GARO』の劇場用パンフレットの全体構成と執筆を担当させていただきました。

いろんな大作アニメの影に隠れてしまって、あまり話題にはなりませんでしたが、作品のクオリティや内容も含めて素晴らしい仕上がりとなっている良作だと個人的には思っております。

 

アメコミ映画完全ガイド2018

f:id:MakotoIshii:20180619120716j:plain

毎年恒例となっている、別冊映画秘宝『アメコミ映画完全ガイド2018』にも参加させていただいております。
マーベル・シネマティックユニバース(MCU)関連だと、キャプテン・アメリカや劇中に登場するテクノロジーの変遷といったコラム、NETFLIXで配信されたマーベル・ドラマシリーズの解説、『ニンジャバットマン』のスタッフインタビューなど、結構な分量で参加させていただきました。

 

という感じで、2018年も印象深い仕事を多数やらせていただきました。

今年は何と言っても『機動戦士ガンダム 放送開始40周年』というアニバーサリーイヤーであり、4月にはMCUの集大成とも言える『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開、6月には『ガールズ&パンツァー 最終章』第2話の公開と、自分に関係の深い作品が大きく動く年となっているので、気を抜かず頑張っていければと思っております。

 

それでは、今年もよろしくお願いいたします!

 

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ 誕生 赤い彗星』公開!

f:id:MakotoIshii:20180115210957j:plain

機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のOVA第6作目となる『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ 誕生 赤い彗星 』が、5月5日より全国35館にて4週間限定で上映がスタートしました。

今回も、これまでと同様に公開劇場とバンダイビジュアルクラブにて限定発売される「Blu-ray collector's Edition」(初回限定生産)、Blu-ray(通常版)、DVD(通常版)に封入される特典関係の構成と執筆、そして音声特典であるオーディオコメンタリーの司会進行を担当させていただきました。

p-bandai.jp

f:id:MakotoIshii:20150818185857j:plain

オーディオコメンタリーのAパートは、総監督の安彦良和さん、音響監督の藤野貞義さんに加え、セイラ役の潘めぐみさん、キシリア役の渡辺明乃さん、フラウ役の福圓美里さん、ハロ役の新井里美さんという女性キャストが参加。女性視点から『THE ORIGIN』という作品をどう楽しんでもらっているのかをメインに語っていただきました。

オーディコメンタリーのBパートでは、ドズル役の三宅健太さん、ランバ・ラル役の喜山茂雄さん、ガイア役の一条和也さん、オルテガ役の松田健一郎さん、マッシュ役の土屋トシヒデさん、プロデューサーの谷口理さんの6人が参加。ランバ・ラルは本編には登場していませんが、喜山さんも特別参戦しております。こちらは、第4話以降お馴染みとなったメンツで、ガンダム好きのキャスト陣によるなかなか濃いめのトークを展開しておりまして、Aパートとはまた違った角度で楽しんでいただけるかと思います。

 

すでに発表されているとおり、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメプロジェクトはこの第6話をもって完結します。僕自身は、オフィシャルサイトでの安彦さんによるコメントのまとめを担当したのを皮切りに、「関係者リレーインタビュー」などを含め、2014年から約5年にわたってテキスト関連で多数のお仕事に関わらせていただきました。

オーディオコメンタリーや東京国際映画祭での司会、『THE ORIGIN展』の展示パネル制作など、これまで手掛けたことがない仕事をいくつも経験させていただきました。また、継続したテキスト作成の参考という形で、制作会議に参加させてもらったり、作画スタジオ、CGスタジオの様子を見せてもらうなど、これまで外側からしか見ることができなかったアニメの現場をちょっと踏み込んで味わうことで、自分が外側から関わっているアニメ制作に関しては、より深い理解をすることができました。

また、子供の頃から憧れていた安彦良和さんには何度となく『THE ORIGIN』という作品に関するインタビューをさせていただき、25年ぶりのアニメに関わる姿を間近で見せていただけたことは、ある意味信じられない体験でしたし、これほど運に恵まれたと思うこともありませんでした。そして、そこから派生する形で『クラッシャージョウ』をはじめとする安彦さんの関わる他の案件でもお仕事ができたりと、『THE ORIGIN』に関わったことによって、自分的には確実に大きいステップを登らせていただいた作品になりました。

まだ『THE ORIGIN』のアニメに関連する仕事は、今後派生する案件も含めていくつか残っているのですが、やはり最終巻となる第6話のソフトの発売は、大きな区切りにもなったので、終わってしまうことに関しては、寂しさも大きいです。

そして、あくまで個人的には、やはり続きである『THE ORIGIN』の一年戦争本編にあたる部分も、これまで描かれた過去編と同様の形で見たい……という思いが強くあります。安彦さん自身の手で、漫画からアニメという形で内容を精査して語り直された要素は、その後の物語をアニメ化した際には必ず影響として現れるはずですし、その新たな解釈が伴った一年戦争本編部分は、完結している漫画とは異なる、別の意味で魅力的なものになるのではないかと思っています。

第6話の盛り上がり次第では、その後に繋がるかもしれない。他の作品に比べて、濃く関わらせてもらったからこそ、その希望は捨てたくありません。ですから、続きを見たいと思っているファンのみなさんは、ぜひ劇場に足を運んでいただき、ソフトを手にとって貰えればと思います。また、僕自身も、残された『THE ORIGIN』関連の仕事には力を注いで、少しでもその実現に手を貸せればとも思っております。

というわけで、みなさん『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ 誕生 赤い彗星 』の応援をよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

春の備忘録

f:id:MakotoIshii:20180401153810j:plain

ありがたいことに、去年の夏くらいからずーーーっと忙しい状況が続いておりまして、その結果ほとんどちゃんと旅行に行くような休みがとれなかったんですが、なんとかちょっとだけ隙を見つけて鎌倉に小旅行に行ってきました。
狙ったわけではないんですが、桜が散り始めるいいタイミングで、桜に彩られた鎌倉を数年ぶりに堪能してきました。

f:id:MakotoIshii:20180401125607j:plain

鎌倉大仏はもちろん、鶴ヶ丘八幡宮は境内の池に桜が散って水面が桜色に染まっている感じとかなかなか見応えがありました。

初めて新江ノ島水族館にも行ったんですが、ここには「機械遺産」に認定された有人深海調査船「しんかい2000」の実物が展示されていました。

深海という場所を調査するという部分にのみ特化した機械は、その機能を感じさせる美しさがあって、水族館に行ったのに機械の最も感動するという状況にw 深海ってことで、イメージ優先で暗い場所に飾られているんですが、個人的にはもっと全体が綺麗に、明るく観れる場所で全体をじっくり観たかったな〜と思いました。

f:id:MakotoIshii:20180402133142j:plain

f:id:MakotoIshii:20180402133506j:plain

魚に関してはやはるフウセンウオが滅茶苦茶可愛かったです。あのマンガみたいなちょっと間抜けな顔、なぜかみんな同じ方向を向いて並ぶ姿、そして一生懸命ヒレを動かして泳ぐすがは、観てて飽きないw 

f:id:MakotoIshii:20180402122810j:plain

f:id:MakotoIshii:20180402122747j:plain

というわけで、1泊2日だったんですが、なかなか充実した休みを堪能できました。

 

 

 

 

というわけで、ここからは、メインとである今月のお仕事備忘録です。

 

f:id:MakotoIshii:20180328144637j:plain

3月は大洗で開催される「海楽フェスタ」に合わせる形で、ガルパン関係の本はまたまた2冊参加しております。

f:id:MakotoIshii:20180407033429j:plain

●月刊戦車道 号外第1号(バンダイビジュアル

テレビシリーズ、劇場版に合わせてリリースされてきた『月刊戦車道』ですが、『ガルパン最終章』のスタートに合わせて、『月刊戦車道号外』という形でスタートすることになりました。

こちらでは、新作紹介からインタビュー、大洗での取材も含めて全体の7割くらいを担当させてもらっています。西住みほ役の渕上舞さんのガルパン5周年を振り返るインタビューも掲載していますので、ぜひ手に取っていただければと。(通販での販売は終了していますが、大洗ではまだ手に入ると思います)

 

f:id:MakotoIshii:20180407034038j:plain

●大洗フィーベルNEU 大洗ガルパントラベルガイド3(廣済堂出版

ガルパンをメインで楽しむ大洗トラベルガイドの最新情報版です。こちらでは、「大洗町ガルパン」、「大洗を楽しもう」という、わりと大洗の町に寄った部分を担当しております。出身である水戸市の隣町のいろいろな見所を書く……という、アニメの仕事というよりは完全に観光案内的な内容で、これはこれで、かつて一般誌のお仕事をしていた頃を思い出す感じで楽しかったです。

f:id:MakotoIshii:20180407034922j:plain

●「少女終末旅行」DVD&Blu-ray 第3巻

DVDとBlu-rayのブックレットの構成と執筆を担当してきた、『少女終末旅行』の最終巻です。ブックレットには、主演の水瀬いのりさんと久保ユリカさんの作品を終えた思いを語ってもらったインタビューも担当させていただきました。

原作者のつくみずさん書き下ろしのエピソードも必見です。

 

f:id:MakotoIshii:20180407035342j:plain

ハイパーホビーVol.08(徳間書店

レギュラーで参加しているハイパーホビーの最新号。こちらでは『パシフィック・リム:アップライジング』、『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』の特撮ファンも注目の劇場映画の紹介を担当しました。

そして、ずっとお付き合いさせていただいているメガハウス海洋堂コトブキヤガンプラ関係といったホビー案件、さらにガンダムシリーズの新作紹介と盛り沢山でやらせていただいております。

 

f:id:MakotoIshii:20180407035812j:plain

キネマ旬報4月上旬号(キネマ旬報社

こちらでも『パシフィック・リム:アップライジング』の小特集に合わせた原稿を担当。メカデザイナー明貴美加さんに試写を観ていただき、感想をインタビューさせてもらいました。明貴さんが『パシフィック・リム』や『トランスフォーマー』といった海外ロボ作品が好きなのを知っていたので映画を楽しんでいただきつつ、メカデザイナーの視点からのパシリムの面白さも語ってもらっているのでそのあたりを楽しんでいただければと思います。

 

●MG ディープストライカー開発ドキュメント

http://bandai-hobby.net/site/MG/

●MGガンダムF91Ver.2.0&RE/100ビギナ・ギナ開発ドキュメント

http://bandai-hobby.net/site/MG/f91.html

バンダイホビー事業部のサイトにて、各アイテムの詳細を紹介しています。

 

 

THE REFLECTION、少女終末旅行、ガンプラなど2月前後のお仕事

早いっすね〜。2月中に更新しようとおもっていたら、もう3月になっちゃいました。

というわけで、今回も備忘録的に1月〜2月にかけてのお仕事を紹介できればと思っております。

f:id:MakotoIshii:20180303195922j:plain

THE REFLECTION  WAVE ONE Blu-ray BOX』(バンダイビジュアル

スタン・リー×長濱博史監督によるヒーローアニメのBlu-ray BOX収録のブックレットにて、長濱監督のロングインタビュー&各話コメント、音楽ディレクターの野崎圭一さん、音響監督のたなかかずやさんのインタビューなどの原稿を担当させていただきました。

以前関わらせていただいた『スタン・リーとの仕事』(洋泉社映画秘宝セレクション)と合わせて読んでいただけると楽しめる構成にもしていますので、アメコミファン&スタン・リーファン、そして長濱監督作品のファンのみなさんに楽しんでいただければと思っております。

 

f:id:MakotoIshii:20180303200950j:plain

f:id:MakotoIshii:20180303201051j:plain

少女終末旅行 Blu-ray&DVD(KADOKAWA メディアファクトリー

つくみず原作のアニメ『少女終末旅行』のBlu-ray&DVD封入のブックレットの構成と執筆を担当しています。こちらはあまり凝ったことをせず、オーソドックスな作りでやらせていただきました。現在、第1巻、第2巻が発売中。3月28日には第3巻が発売となります。第3巻にはつくみずさん書き下ろしのエピソードも収録されますので、ファンの方はぜひ手に取っていただければと。

 

『MG ディープストライカー開発ドキュメント』&『MG ガンダムF91 Ver.2.0 & RE/100ビギナ・ギナ開発ドキュメント』(バンダイ

バンダイホビー事業部さんから3月に発売となるMGディープストライカー、そして5月と6月の連続発売となるMGガンダム F91 Ver.2.0とRE/100ビギナ・ギナの開発陣のこだわりを紹介する記事ページの構成と執筆、一部写真撮影を担当しています。

ガンプラの最新アイテムはどこにこだわって開発が行われているのかを知れば、アイテムの魅力がグッと増すはずなのでこちらもチェックしてみてください。

 

MG ディープストライカー開発ドキュメント

http://bandai-hobby.net/site/MG/

MG ガンダムF91 Ver.2.0 & RE/100ビギナ・ギナ開発ドキュメント

http://bandai-hobby.net/site/MG/f91.html

 

というわけで、今回はちょっとコンパクトのお届けしました!