『FURY』公開!
どうも、1カ月のご無沙汰です。
10月後半あたりから年末年始を睨んだお仕事が動くはじめる時期で、わりと真面目に働いていたせいか、趣味的なことはあんまりやれていない感じです。
そして、12月に入ると年末進行が始まって、いろいろと作業を先倒ししなくちゃならず忙しかったりします。
てなわけで、映画なんかも全然観に行っていないんですが、個人的に楽しみにしていた映画が公開されたので、それについてちょっとだけ書きます。
楽しみにしていた映画というのは、ブラッド・ピット主演の戦争映画『FURY』。
去年ティーザーポスターが公開されて、「ブラピが戦車乗り役で戦車映画が作られる」と話題になってからずーっと楽しみにしていたんですね。そして、今年の初夏頃に予告編が公開されて、かなり戦車戦がちゃんと描かれると判ってからは、まわりのミリタリーに理解のある人たちにも「シャーマンが! ティーガーIが!」と言ってネタ振りしまくっていました。
ずっと戦車好きを公言してきていますが、僕自身は戦車の中ではアメリカ軍のシャーマン中戦車が大好きなんです。
今から約10年前に共著で出版した『機動戦士ガンダム/ハチゼロ/ハチサン/ゼロハチ』(太田出版・絶版)という書籍では、メカデザイナーの山根公利さんにインタビューをし、その場でシャーマンの話題で盛り上がって、表紙用に描き下ろしてもらったガンダムEz-8のイラストを発注する際にも「シャーマン的なディテールが入ると面白いですよね」なんてことを言ったりしていたほどです。
↑だから、このイラストにはシャーマン的なディテールが入っています(笑)。
そんな僕ですから、当然ながらブラピがシャーマンイージーエイトに乗る映画と聞けば、大人しくしていられるわけはありません。
映画に関しては、早々に試写で拝見することができまして、その感想を……となるわけですが、とは言え普通に映画評をすると自分の「戦争観」的な部分にも踏み込んでしまって長くなりそうなので、今回はむしろ映画のどの部分を楽しんだのかを書いて行ければと思います。
まず、この映画で外せないのは実際の戦車で撮影した映像であること。撮影が行われたのは、かつてイギリス軍の戦車学校があった場所に建てられている「ボービントン戦車博物館」の近く。ここは、戦車学校があったところなので、広大な敷地があって、さらに博物館で所有する実働する戦車を撮影するには好都合だったんですね。
そして、当然ながら映画には実際に第二次世界大戦で使用されたシャーマン中戦車をはじめとした車輌を、本当に動かして撮影されているんです。まさに本物!
本物の戦車を使い、1輌の戦車には何人のクルーが乗って、どんな役割分担をして戦車を動かすのか? 『ガールズアンドパンツァー』のおかげで、戦車クルーに関しての知識は広く伝わっているんですが、実は映画ではそうした戦車クルーの役割分担について、ちゃんと描かれている映画というのがほとんど存在しないんです。
それにはちゃんと理由があって、戦車の車内を撮影することが不可能であるからなんですね。戦車の車内は狭く、カメラを持ち込んでもその全容をちゃんと見せることができないわけです。そこで、『FURY』では車内を撮影するためのカットモデル的なリアルな車輌セットを作って撮影することで、線車内で戦うクルーたちの緊張感あふれる映像を作り上げることができ、より戦車乗りの実像を描くことに成功しているわけです。
本物の車輌に関してもうひとつ外せないのが、劇中に敵戦車として登場するドイツ軍のティーガーI重戦車。その姿と強さから、世界で最もメジャーな戦車と言えるティーガーIですが、敗戦国の車輌ということもあって、現在世界中に6輌しか現存していないんです。そして、その6輌の中で、ちゃんと動く車輌というのはたったの1輌。それが、撮影が行われたボービントン戦車博物館が所蔵するティーガーI重戦車なんですね。
これまでいろんな戦争映画にティーガーIは登場しているんですが、その全てが既存の戦車やトラックをセットのように外壁を取り付けて作ったものばかり。ボービントン戦車博物館のティーガーIも長年をかけて修理し、2006年にようやく走れるようになったレベルなので仕方ないのですが、映像に本物のティーガーIが出ているとすれば、それは記録映像を転用したものでしかなかったんです。
それが、今回の『FURY』では実働可能な唯一のティーガーIを実際に走行させて撮影しているんですね。つまり、戦車ファンにとってはそれだけでも貴重な映像なわけですよ。
劇中では、ブラピたちが乗るFURY号をはじめとした戦車の音を聞き慣れた後に、ティーガーIが登場するわけですが、最強戦車は駆動音からして並の戦車とは違うことを体感させてくれます。
そんな本物にこだわった戦車は、画面に現れるディテールももちろん本物なわけです。FURY号が所属する第2機甲師団は、長期間にわたってアフリカらからヨーロッパを転戦してきたという背景があるんですが、多分何度も部隊は再編成や車輌の交換を繰り返してきたんでしょう。共に行動する車輌は統一されておらず、まさにシャーマンバリエーションを楽しめるような編成になっているんですね。
ちなみに、時期的な部分と符合させると、FURY号は二次大戦の後期に配備されたM4A3E8(劇中ではM4A2E8ですが)なので、それまで乗っていた車輌が壊れて、新たに受領したものなのかなと思います。その他の車輌も、M4、M4A1、M4A2と違う車輌で編成されているので、横並びになったシーンを見ると車体や砲塔、サスペンションのなどの微妙な違いが判って、たまらん感じだったりするんですね。
その他にも、知識としては知っていた戦車のギミックや装備、さらには弱点や破壊のされ方まで、まさに「フルギミック」で見せつけてくれるので、いろいろと腑に落ちまくる映画に仕上がっているわけです。
映画自体は、決して明るい映画ではないんですが、そうしたディテールのこだわりが効果的な演出につながる戦争の現実を描いて、大満足な作品となっていました。
個人的には、戦車を体感するためにはいい音響で観るべきだと思いますので、ぜひ劇場の大きいスクリーンと立体音響で戦車の厳しい戦場を体感してほしいです。
そして、当然ながらシャーマン中戦車(M4A3E8)のプラモデルも鋭意製作中。自分の場合は、FURY号の再現にはあんまり興味がなくて、この映画でインスパイアされたイメージをもとに、別の車輌として製作しています。経過については、またブログで紹介できればと思います。
●今月のお仕事
池田秀一さんの対談式コラム「シャア専用雑記」は、シャア専用オーリスの試乗の感想とクルマに関する思いを語ってもらっています。
『TNGパトレイバー』では、田口清隆監督のインタビューをしています。その他、スターウォーズのグッズページなども担当しています。
そして、『データカードダス ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 魂ロワイヤル』の第3弾のアメイジングレアカードも公開。
このカードは企画から関わっていたので、ようやく発表になって嬉しいです。
●G get press No.155
レンタルビデオショップ・ゲオのフリーペーパーの最新号では、ゲーム特集を担当しています。
劇場で配布されているチラシで、一部原稿を担当しました。カッコイイメインビジュアルが描かれてますので、ぜひ手に入れてください。
公式サイト(http://www.gundam-the-origin.net/)では、音楽を担当した服部隆之さんのインタビューが公開となっています。
●ヴィレッジブックスアメリカンコミックスオフィシャルサイト
・海外マンガフェスタトークイベントレポート(ビリー・タン氏、ジム・リー氏)
・アストロシティ:ライフ・イン・ザビックシティ レビュー
・キャプテン・アメリカ:リボーン レビュー
上記が公開されています。
●『「ガンダム」白書』(宝島社)
以前原稿を書かせていただいた『僕たちの「ガンダム」ランキング』の合本再版版が発売となっています。
●ガンダムパーフェクトファイル
No.153号(ビグ・ラング担当)
No.155号(陸戦強襲型ガンタンク担当)
上井草模型倶楽部 展示会2014[秋]
前回のフリがそのまま当たっちゃう感じで、ついに1カ月飛ばしてしまいましたw
出版不況という中でブログを書くヒマがないくらいお仕事がありまして、本当にありがたい限りです。
そんな中でも、なんとか趣味的な時間は確保しながら、毎年春と秋の2回開催される模型展示会に参加してまいりました。
イベント自体は大型キット有り、プロモデラー多数参戦による超絶作例有りと、なかなかの盛り上がりで、終始たくさんの人で賑わっていました。
そんな中でも、限られたスペースで自分の作りたいものをマイペースに作って展示させてもらったのを紹介します。
こちらは
バルカンスケールモデルズの1/35スケール イギリス軍 マークⅥ B型軽戦車
(北アフリカ戦線)です。
フィギュアは マスターボックス1/35スケール 英第8軍AFVクルーを使用しています。
青い迷彩が鮮やかで気に入ったということで、組み立て説明書よりも明るい青で塗っています。軽戦車はこの小ささがやっぱりいいですね。
そしてもう1点は、アミュージングホビーの1/35スケール ドイツ軍Ⅵ号多砲塔戦車
フィギュアは、オーロラモデルのメタルフィギュア 1/35ドイツ戦車兵 1947 Ver.9を使っています。
多砲塔戦車ってことで、その形に一目惚れして制作し、細かい設定を調べたところプロパガンダなんかにも使われたとのことなので、実在しないドイツ軍女性戦車乗りによるプロパガンダ写真風としました。
実は、フィギュアは3体ともやや突貫気味での制作になってしまい、個人的にはちょっと心残りがなくはないのですが、当初の目標どおりに展示できたので良しとしましょう。
●お仕事告知
というわけで、お仕事情報です。先月の分を飛ばしてしまったので、雑誌などは現状購入可能なものを紹介します。
●Febri Vol.25(一迅社)
HOBBY RECOMMENDのコーナーで、ブーム真っ盛りの『DX妖怪ウォッチ&妖怪メダル』について、「なんであんなにヒットしているのか?」に関して原稿を書きました。
●G get press 11月号(ゲオ)
3回連載でお届けしたビデオゲーム『サイコブレイク』の紹介記事を担当しました。
池田秀一さんの対談式エッセイ「シャア専用雑記」。今回は好きな外国映画について語ってもらってます。(取材と原稿を担当)
『THE NEXT GENARATIONパトレイバー』をはじめ、多数のページを担当してます。
●MS MOOK「集団的自衛権」でさらに強くなる日本(メディアソフト)
ミリタリー的な知識の部分をかわれて、「集団的自衛権の「適応15事例」検証」のパートを担当しました。
今回、あらためて勉強させてもらい、「集団的自衛権」について改めて考えることができてなかなか楽しい仕事でした。
●機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト
総作画監督の西村弘之さん、演出の江上潔さんのインタビューを担当しています。
●ヴィレッジブックス アメリカンコミックス
下記のレビュー記事を書かせてもらいました。
『ニューアベンジャーズ:ダークレイン』
『ビフォアウォッチメン:オジマンディアス/クリムゾンコルセア』
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
『ロケット・ラクーン&グルート』
アニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』
夏の思い出
またもや1カ月以上のご無沙汰です。気がつくとズルズルと更新がずれてきて、そのうち1カ月分無くなるんじゃないかと思う今日この頃です。
てなわけで、今回は夏が終わったということで、夏の思い出を軽〜く書いておこうかと思います。
8月上旬に、自営業の特権を活かして早めの夏休みをとって、家族で信州・軽井沢にキャンプを兼ねた旅行に行ってきました。
「鬼押し出し」や「白糸の滝」などの名所観光をしてきました。世代的には『軽井沢シンドローム』の劇中に出て来たイメージが強かったりしますね〜w
その他「フォレストアドベンチャー」という木と木の間に張られたワイヤーに命綱をつけて、挑む「樹上アスレチック」を体験してきました。高さ10mの木の上を移動するのはスリルがあるし、童心に帰れてなかなか楽しかったです。
10歳の娘も怖がらずに一緒にチャレンジしてくれたので、親子交流としてもなかなかいいです。
気になった方は、こちらを参照してください。個人的にはまたチャレンジしたいくらいオススメです!
自然共生型アウトドアパーク フォレストアドベンチャー/FOREST ADVENTURE
『トランスフォーマー博』を見に行ったついでにブラついた横浜ではピカチュウの大群を発見。
8月最期の週末は、毎年恒例の朝霧高原・ハートランド朝霧で開催される愛車・ホンダエレメントのオーナーが集まる、キャンプオフ会に参加。ここ数年拝めなかった富士山を見ることができました。
こんな感じで、今年もわりとしっかりと夏を満喫させてもらいました。
イベントもたくさんあって、終わるとなるとちょっと寂しいですね〜。
●お仕事告知
というわけで、今月のお仕事です。
表紙はガンダム系ですが、ガンダムは関係なく『白銀の意志アルジェヴォルン』の設定解説、『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の監督インタビューを担当しています。
●Febri Vol.24(一迅社)
レギュラーのホビー時評的な「HOBBY RECOMMEND」では、『トランスフォーマー ロストエイジ』のアクションフィギュアについて解説しています。
ガルパンが表紙ですがそちらはノータッチでw 『蒼き鋼のアルペジオ』のアニメ総括記事でメンタルモデル考察の原稿を書いています。
●DVD&ブルーレイでーた9月号(エンターブレイン)
こちらも表紙がガンダム&マーベル特集などが組まれていますが、そちらはノータッチでw マッドハウス製作のアニメ『アベンジャーズ コンフィデンシャル:ブラック・ウィドウ&パニッシャー』と『バットマン:アサルト・オン・アーカム』の紹介記事を担当しています。
池田秀一さんの対談式エッセイ『シャア専用雑記』では、池田さんの音楽趣味について話を聞いています。
●G get press 9月号(株式会社ゲオ)
レンタルビデオチェーン・ゲオの店頭で無料配布されているフリーペーパーで、新作のビデオゲーム『サイコブレイク』の記事を担当しています。ゲームクリエイターの三上真司さんのインタビューも掲載しています。
『THE NEXT GENERATION パトレイバー』では、1/48スケールプラモデルのレビュー、湯浅弘章監督のインタビューをしています。その他、バンダイで受付中の「3Dウォールフィギュア アイアンマンマーク7」の紹介記事では、自宅リビングを使った展示方法紹介(モデルとして娘が登場w)などもしております。
●機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト
http://www.gundam-the-origin.net/
今回は、キャラクターデザインのことぶきつかささんのインタビューを行っております。
バンダイさんから発売される、食玩シリーズ『ドラゴンボールスタイリング』というハイクオリティな完成品フィギュア紹介の記事構成を担当しています。
ドラゴンボールスタイリング スーパーサイヤ人孫悟空 | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト
ドラゴンボールスタイリング ブルマ【通常版】 | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト
●ヴィレッジブックス アメリカンコミックス公式サイト
レギュラーのアメコミ紹介は下記の3作品のレビューを掲載しています。
『ゴジラ:アウェイング〈覚醒〉』
『マーベルゾンビーズ:デッド・デイズ』
『ミラクルマン BOOK ONE:ドリーム・オブ・フライング』
『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です』感想
どうも、またもや1カ月ぶりのご無沙汰です。
今回は仕事としても関係していて、さらに個人的にも楽しみにしていたってことで、7月25日にBlu-rayが発売になった『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です』について、感想的なことをツラツラと書こうと思います。
イベント上映には、ガルパン大好きの小5の娘と一緒に2週目に行ってきました。さすがに小学生女子でガルパンを観に来ているのはうちの娘だけでしたがw
アンツィオ高校の生徒たちのキャラ表現や歴女チームにスポットを当てた部分など、ドラマ的にもいい感じになっているし、うさぎさんチームの成長、バレー部&八九式の活躍、今後登場するキャラへのフリなどなど、丁寧な作りが素晴らしかったです。
見終わった後、うちの娘が「アンチョビたちが好きになった」と言っていたというのもあり、キャラに魅力を持たせるのが上手いし、そこがガルパンの魅力なんだなと改めて思える内容になっていたのも良かった。
戦車好きからすると、快速戦車を使った見せ方とか、自走砲同士の接近戦に他の戦いでは見ることができない要素が込められていて、そちら方面の抑え所もバッチリでした。
(P40にはもうちょっと活躍して欲しかったですが、逆に特徴がないという部分で使い所が難しかったのかもしれないです)
ということで、もともと軽戦車好きといのもあって、CV33は改めて「面白い&魅力的な戦車だな〜」と関心しました。映画とか戦史映像という部分でスポットが当たりにくい戦車の魅力を引き出せるのもガルパンの良さだなと改めて思いました。
ということで、長く待った期待にちゃんと応えている内容で、本当に大満足でした。
ちなみに、ガルパンのOVAに関しては、以前にも書いた通り、『ガルパンの秘密』(廣済堂新書)で原稿を書くという段階で、チラチラとは情報が入っていたのですが、詳細に関しては全然知らされていないという感じでした。
とは言いつつも、『ガルパンの秘密』では、カトキハジメさんへのインタビューという大役を担当することになり、実際に記事に書いていない部分で少しだけ、カトキさんが絵コンテを描きながら「行ける」と思えた手応えについて多少深めに話を聞いていました。
カトキさんからそのコメントに関して、ここへの掲載の許可はいただいていないので書きませんが、その手応え自体がしっかりと映像では再現されていました。その表現自体を、僕はずっと自分の頭の中で想像していたんですが、ある意味想像以上だったので驚きつつもすごく嬉しかったです。
さてさて、そんな『ガルパンの秘密』ですが、7月16日に通常版が発売されました。
実は、初回限定版は特定の流通経路でしか販売されなかったため、全ての本屋さんには行き届いていなかったんです。今回は、通常販売ということで、廣済堂新書を扱う店であればお店が注文さえしていると入荷しているはずですので、ぜひ手に取ってもらえるとうれしいです。
ちなみに、表紙はこんな感じで異なりますのでよろしくお願いいたします。
さて、実はガルパン仕事に関しては、もうひとつ関わっていたりします。
それが、こちら一迅社から発売となった『ガールズ&パンツァー エンサイクロペディア』です。
こちらは、その名の通りガルパン辞典とも言える内容になっていまして、一見するとコンパクトな本なのですが、中身はギッチリと細かい用語解説が書いてあるので、パラ見しているだけでも楽しめるのが素晴らしいです。
こちらは、あくまでフォローという感じで、箸休め的なコラム記事としてご当地グッズ関係の原稿を担当しております。
ということで、こちらもよろしくお願いいたします。
●その他の6月後半〜7月後半のお仕事
20周年記念号なのに、告知が遅くなってしまいました。
TNGパトレイバーやディスク・ウォーズ:アベンジャーズなど、レギュラー的なお仕事となっております。
今月も『白銀の意志アルジェヴォルン』ページを担当。
大槻監督へのインタビューを掲載しております。
キネマ旬報8月上旬号
『トランスフォーマー/ロストエイジ』特集で、トランスフォーマーの30年の歴史を振り返るコラム的な原稿を担当してます。
キネマ旬報様とは、今回初めてお仕事させていただきました。
ガンダムエース9月号
池田秀一さんの新連載『シャア専用雑記』がスタートしました。
池田さんの興味のあるさまざまなことを対談エッセイ方式で紹介していきます。
ガンダムパーフェクトファイル
今回も、『MS IGLOO』や『GUNDAM EVOLV』関係を担当してます。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト
http://www.gundam-the-origin.net/
サンライズさんで、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で一部原稿を担当させていただいております。
主に「Special」の項目のスタッフリレーインタビューを担当しておりまして、第1回の谷口プロデューサー、第2回目の脚本の隅沢克之さんのインタビューが公開中です。
ヴィレッジブックスアメコミサイト
『ビフォアウォッチメン:ナイトオウル/Dr.マンハッタン』
上記2本の翻訳本のレビューを書いてます。
戦車模型2作品
どうも、お久しぶりですw
先月の更新が5月3日だったのに対し、今月の更新が6月26日というのはどういうことでしょうか?
一部のお仕事とか告知する前に翌月号とか出ちゃってるあたりで、お仕事履歴を公開するのを主眼としているブログとしてはいかがなものと思いますが……ちょっと立て込んでいたということで許してください。
4月には恒例の「上井草模型倶楽部」http://plamoclub.blog65.fc2.com/の展示会がありまして、今回も2点戦車模型の完成品を展示したので、ここで少しだけ紹介できればと思います。
まずは、1点目。ガールズ&パンツァーのあんこうチームが乗る「Ⅳ号戦車D型」です。
一応、3月に発売された新書『ガルパンの秘密』の出版記念ということで完成させました。
キットはプラッツから発売されたものを使用しています。
キットのままでは異なる、アニメ版の設定を再現しつつ、モデルカステンの可動履帯を組み込んで完成させました。
乗っているあんこうチームの面々は、ワンダーフェスティバルの個人ディーラー「あらあらこまった堂」から出されているフィギュアの胴体に、プラッツから出ていたあんこうチームフィギュアの頭部を合体させて使用しています。
自分としては「ガルパンらしい模型とは?」と思った時に、フィギュアを乗せるという条件は外せなかったので、5人のメンバー全員を乗せるという形で作りました。
とは言え、1/35スケールの美少女フィギュアを5体作るというのはかなりの労力で、普通の兵隊フィギュアの方が何倍もラクだな〜と思いましたねw
そうしてもう1点は『ティーガーⅠ 極初期型 アフリカ戦線仕様』
こちらは、タミヤの『ティーガーⅠ 極初期型 アフリカ仕様』をエッチングパーツ、アルミ砲身、可動履帯を組み込んで完成させています。
ガルパンⅣ号はアニメ戦車ということで、汚しに関しては控えめにしていたので、こちらは、もう思いっきりやってやろうというのがテーマですね。
オキサイドレッドのさび止め剤を下塗りし、その上に塗装のはがれを表現できる溶剤を塗り、さらにサンドイエローを載せるという形で塗装しました。その後、実際に塗装を剥がして戦場での傷を再現した感じです。
歴戦ということで、サイドスカートも金属板に変更し、戦闘でボコボコになった様子を再現したり、砂漠の砂が入り込んだ履帯の表現はパステルの粉を使って表現したりしています。アチコチ錆なんかも表現しているんですが、ちょっと目立ってないかな?
フィギュアはドラゴンのドイツ戦車兵を使いましたが、お顔が気に入らなかったのでホーネットのヘッドと交換してあります。地図やら、ヘッドフォンやらコードやらと気がついたらかなり作り込んでましたw
何か標的を見つけて装填主が説明しているけど、戦車長はなんか機嫌が悪そう……というシチュエーションですかね。
個人的には、やはり戦車はフィギュアと絡ませて、ちょっとしたドラマがないと寂しいな〜と思うわけです。
いろいろと反省はあるんですが、好きな戦車ということもあって楽しく作れました。
ということで、5月下旬〜6月下旬にかけてのお仕事です。
もう8月号が発売されちゃってますがw
テキストを担当している池田秀一さんの対談連載「三倍速くシャアが行く!」では、オットー・ミタス役の内田直哉さんとの対談が掲載されています。
付録の『機動戦士ガンダムUC メモリアルBOOK Ⅱ』では、池田秀一さんと福井晴敏さんの対談記事が再録されていたりします。
興味のある方はバックナンバーなんかでチェックしていただけるとよろしいかと。
こちらも、もうすぐ次の号が出ちゃいますが……w
今回は「THE NEXT GENERATIONパトレイバー」が巻頭特集です。
とは言え、僕はインタビュー以外のところを担当していたります。
その他、『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』が「データカードダス」をメインとする形でめでたく独立ページとして始まっておりますのでアメコミファンの方はチェックしてください。
●シネコンウォーカー7月号(カドカワメディアハウス)
特別付録の『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY キャラクターブック』を担当しています。
7月放送開始の『白銀の意志アルジェヴォルン』のページを担当しています。みんなに驚かれたんですが、実はニュータイプ誌上でのアニメ記事は初めてだったりしますw
●ガンダムパーフェクトファイル
1カ月半上記の5冊に参加しました。主に『MS IGLOO』系の機体を担当してます。
●Febri Vol.23(一迅社)
巻頭の「機動戦士ガンダムUC」特集で、福井晴敏さん、池田秀一さんのインタビューとMS解説を担当しました。
また、毎号書いているホビーRECOMMENDではバンダイさんの「太陽の塔のロボ」について、ちょっと深めに考察しています。
池田秀一さんの対談連載「三倍速く!シャアがいく!」が5年の連載を経て最終回となりました。最期の対談相手は『機動戦士ガンダムUC』の音響監督である木村絵理子さん。
次号からは、また池田秀一さん絡みの新連載がスタートする予定です。
●宇宙戦艦FILE アニメ編(学研)
アニメに登場する宇宙戦艦(というか、艦船)を集めたライトな本。
ガンダム関係でちょっとだけお手伝いしました。
●ダンテ・カーヴァー インタビュー(マーベルコミック編、DCコミック編)
ヴィレッジブックスから発売している翻訳アメコミの『ビフォア・ウォッチメン:ナイトオウル/Dr.マンハッタン』と『X-MEN:デイズ・オブ・フューチャー・パスト』にそれぞれ挟み込まれている「ダンテ・カーヴァー インタビュー」を書いています。
『ビフォア・ウォッチメン:〜』にはDCコミックス編が、『X-MEN:〜』にはマーベルコミック編が入っており、ダンテさんが選んだ翻訳アメコミとオススメポイントを語ってもらっています。
●魂ウェブ特設サイト「S.H.Figuarts アイアンマンマーク42&アイアンパトリオット」
http://tamashii.jp/special/ironman3/
こちらで、S.H.Figuartsで発売される『アイアンマン3』関連アイテムの紹介記事を担当させてもらいました。試作をさわらせてもらったんですが、完成度がすごく高くて驚きました。
●月刊アニメのツボ「魅力凝縮! 早わかりアニメ講座 『ガールズ&パンツァー』の巻」
http://www.b-ch.com/contents/feat_anitsubo/p02.html
こちらは、人気アニメを動画で紹介するコーナーですが、初めてナレーション原稿を担当しました。本当に初めてということもあって、いつもの原稿仕事にくらべると苦労しましたし、担当プロデューサーにもたくさん迷惑をかけながら、まさに「勉強」しながらお仕事をさせてもらいました。
●ビレッジブックス アメリカンコミックス公式サイト
翻訳アメコミやアメコミ映画のレビューを担当しているページですが、5月下旬〜6月下旬にかけては下記のラインナップを紹介しました。
・X-MEN:デイズ・オブ・フューチャー・パスト(翻訳版レビュー)
・X-MEN フューチャー&パスト(アメコミ映画レビュー)
・X-MEN:セカンドカミング(翻訳版レビュー)
もうちょっとしたら、『ビフォア・ウォッチメン:ナイトオウル/Dr.マンハッタン』も公開されます。
アメコミ映画仕事三昧
どうも、約1ヶ月のごぶさたです。
今年の4月は『キャプテン・アメリカ:ウインター・ソルジャー』と『アメイジング・スパイダーマン2』という、アメコミ映画2作が連続公開されるということもあって、世の中的にアメコミ映画が盛り上がっているわけです。
で、僕もアメコミ関連のお仕事を定期的にやっているということもあって、3月後半から4月前半にかけては、かつてないほどのアメコミ関係の仕事をしていました。
まず、それなりの量の原稿を書かせていただいたのが、こちら。
別冊映画秘宝 アメコミ映画完全ガイド スーパーヴィラン編(洋泉社)
2年ほど前に発売された『別冊映画秘宝 アメコミ映画完全ガイド スーパーヒーロー編』と『〜ダークヒーロー編』の2冊に参加させていただいて、今回もお誘いいただきました。
巻頭の『アメイジング・スパイダーマン2』の紹介ページをはじめ、同作に登場するエレクトロやライノ、さらに『ゴーストライダー』シリーズを含めたマーベルキャラクター系のヴィランも多数紹介しています。
ヴィランは特徴があるし、さらに映画になるとアレンジされている要素も多いので、このあたりを紹介するのはスゲー楽しかったです。
そして、お次はこちら!
特集に合わせた批評を掲載する青土社の月刊ユリイカ。こちらの5月号の特集はなんと「マーベル映画」です。
こちらでは、『アイアンマン』シリーズのスーツのコンセプトデザインを担当したアディ・グラノフ氏に取材した際に聞いた内容をもとに、ちょっと長めのアイアンマンスーツ論を書いています。マーベル・シネマティック・ユニバースにおいて、アイアンマンのスーツデザインは、どのように機能したかを原作の歴史と合わせて追ってみました。
ユリイカは、文字ベースでの面白い特集をしているので、いつか原稿を書きたいと思っていた憧れの雑誌でした。そんなところで、アメコミ業界において著名な方々と肩を並べて原稿を書かせてもらえたので、それだけで嬉しくてたまらない感じです。
興味のある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。
この2冊以外に、レギュラーで記事を担当しているヴィレッジブックスのアメリカンコミックスオフィシャルページ(http://a-comics.com/)でも、週1本のペースで原稿を書いています。
今回は、『マイティアベンジャーズ:シークレットインベージョン』、『X-MEN:メサイアコンプレックス』、『キャプテン・アメリカ:ロード・トゥ・リボーン』の翻訳本レビューに加え、映画『キャプテン・アメリカ:ウインターソルジャー』のレビューも掲載されています。
そして、レギュラーのハイパーホビー6月号(徳間書店)でも、好評放送中のアメコミをベースにしたアニメ『ディスクウォーズ:アベンジャーズ』の紹介記事を担当。
(こちらでは、その他『THE NEXT GENARATION パトレイバー』の記事も書いています)
この他まだ掲載などの形になっていない、作業済みのアメコミ案件があったりするので、ドップリとアメコミ三昧だった1ヶ月でした。
アメコミファンになって二十数年経つのですが、まさかひと月にこんなにたくさんアメコミ仕事をする日が来るとは思ってもいませんでした。
趣味の延長からの仕事なので、今回は本当に楽しく仕事をしたという感じです。
〈その他の仕事〉
『三倍速く!シャアが行く!〜池田秀一のガンダム人間探訪記〜』では、『名探偵コナン』で池田さんが共演している高山みなみさんをゲストに迎えています。
ガンダムパーフェクトファイル Vol.134
3月下旬〜4月上旬のお仕事
ギリギリ1ヶ月ぶりでアップとなりました。
でもねですね、現在4月中に『キャプテン・アメリカ:ウインターソルジャー』と『アメイジング・スパイダーマン2』の公開に合わせて、アメコミ系の仕事がバタバタと進行中でして、あんまりじっくりとアップできないので今回はお仕事報告のみで。
4月20日には参加している上井草模型倶楽部の展示会があるので、その後くらいに模型絡みでちょっと追加日記が書ければと思っていたりしてます。
にしても、今月はアメコミ映画以外にも観たい映画がたくさんあるので、頑張って時間を作って観に行かねばって感じですw
『機動戦士ガンダムUC』のプロデューサーの小形尚弘さんがゲストです。
レギュラーのホビー担当ページに加えて、『THE NEXT GENERATIONパトレイバー』ではシバシゲオ役の千葉繁さんのインタビューと豊洲でのデッキアップイベントのレポートを掲載してます。
●ガンダムパーフェクトファイル No.133(デアゴスティーニ)
今号から不定期レギュラー参戦しています。
担当したのは、コア・ブースターⅡインターセプトタイプ/61式戦車、キキ・ロジータの紹介原稿です。
●Febri No.22(一迅社)
ホビーレコメンドでは、『艦これ』のプラモデルについて書いています。
その他、『シドニアの騎士』のコンセプトデザイナー田中直哉さんインタビュー、巻頭特集の『ガンダムビルドファイターズ』では、登場ガンプラカタログのメイン系機体紹介を担当してます。
●WEB系仕事
・『ビフォアウォッチメン ミニッツメン/シルクスペクター』発売記念/石川裕人『ビフォアウォッチメン』を語る 第2回、第3回
・マイティ・アベンジャーズ:シークレット・インベージョンレビュー
・X-MENN:メサイアコンプレックスレビュー
・ファミ通APP