機奇械怪@BLOG

フリーライター・石井誠のブログです

ガルパン祭り 2017晩秋!

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約2ヶ月ぶりの更新となりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

12月9日の『ガールズ&パンツァー 最終章』の公開に向けて、再びガルパン熱が盛り上がっている中、またまた書籍関連でなかなかボリューミーな形で関わらせていただいたので、告知を兼ねたご報告をさせていただきます!

 

1冊目はこちら!

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マニアックなムック『ガルパン・アルティメット・ガイド』シリーズを発売している廣済堂書店さんから発売となった『不肖・秋山優花里の戦車映画講座』。

映画秘宝などで活躍中のミリタリームービーアナリストの青井邦夫さんを監修に迎えて、古今東西の「戦車の出てくる映画」を紹介しまくるというコンセプトの1冊です。

戦車=戦争映画と思われがちですが、戦車が登場する特撮映画、アクション映画、コメディ映画、テレビドラマなども網羅していて、その数はなんと228作品! それも、基本的には戦車のことを中心に書いてありますので、読み終わったら機械油の匂いに酔って、鋼鉄味のゲップが出るような特濃の内容となっております。とんでもなくマニアックです。

シャーマン戦車好きである杉山プロデューサー、月刊 軍事研究の副編集長である大久保義信さんをはじめとした豪華執筆陣に混ざって、石井も25本ほどレビューを担当しております。

担当作品は以下の通りです。

『フューリー』

戦略大作戦

オーガストウォーズ』

ガメラ 大怪獣空中決戦』

ガメラ2 レギオン襲来』

世界侵略:ロサンゼルス決戦

『ザ・フューリー/烈火の戦場』

『1941』

『エアボーン・ソルジャーズ』

『ハルク』

『エクスベンタブルズ2』

『バトル・オブ・バルジ』

ランボー3 怒りのアフガン』

ウォーキング・デッド

フルメタルジャケット

インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』

地獄の戦場コマンドス』

レバノン

トランスフォーマー

宇宙戦争

リーグ・オブ・レジェンド 時空を越えた戦い』

史上最大の作戦

ウォッチメン

ヒトラー 最後の12日間』

『アイアンマン』

得意分野であるアメコミ映画&アクション映画をメインに、アメリカ戦車関係もチョイスしているのが石井っぽい感じかと。

 

本の企画自体は年始の入院中の電話で聞いたのが最初で、その後担当が決まる前に、気になっていたけど観ていなかった戦車映画を観まくって、初夏頃に顔合わせを兼ねた企画会議に参加してから本格始動。本数が多いので、夏をまたいで、作品を観てはレビューを書きを繰り返した感じです。

まあ、自分でもボチボチ戦車に詳しいかな〜なんて思っていましたが、青井さんや杉山さんと話をしているとですね、まあ「オレなんて、おこがましくて戦車に詳しいなんて言えね〜」ってレベルの濃ゆい話が出まくりで、とてつもなくいい刺激になりました。また、自分が全然知らなかった興味深い戦車映画の存在を知り、作品を担当せずとも観ることができたのは大きな収穫です。

それから、映画において戦車はどんな象徴として登場し、どんな描かれ方をしているのかを改めて考えるいいきっかけにもなりました。

というわけで、かなりマニアックな本ではありますが、ぜひ手に取っていただければと。

 

そして、もう1冊がこちら!

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バンダイビジュアルさんがリリースしている『月刊戦車道』シリーズの別冊、『ガルパンマニアックス』です。

こちらは、その名の通りマニアックにガルパンを掘り下げる内容となっておりまして、石井は「ガールズ&パンツァーを支える人々」、「すっかりハマった大洗の人たち」、「大洗散歩」、「大洗史跡巡り」という、大洗関係をメインに担当させていただきました。

こちらは、事前打ち合わせと現地取材を合わせて、合計3回(うち2回は1泊2日)の大洗での現地取材をもとに構成させていただいております。1日最大4件のインタビューとなると、さすがに気力も体力も保たないので、一緒に編集に携わった中村公彦さん、岡島正晃くんの3人体制で取材しております。

 

インタビューは全部で11本、取材人数は誌面に出ていない方を含めると22人! その他、コメントをいただいた方の数字をいれると、自分が担当した箇所だけでもとんでもない人数が関わっておりまして、その数字から手間やこだわりを感じていただければと。

特に、大洗町のみなさんは、本当に真摯に本作りに協力していただき、ありがたい限りです。自分的には、実家がある水戸の隣である大洗町の取材ということで、聞き慣れた茨城訛りも含めて、ホーム感のある感じで取材させてもらえたのも良かったな思っています。

こちらも、11月18日のあんこう祭りにて発売されました。残念ながらバンダイビジュアルさんの通販申し込みは終了してしまっているので、やや入手困難気味ですが、大洗のガルパンギャラリーなどの店舗販売もありますので、見かけたら手に取っていただければと思います。

この2冊は、作業期間も長かったので、僕にとってのひと夏の思い出となっております。

 

その他、発売中の月刊DVD&ブルーレイでーた12月号でも、『ガルパン最終章』の作品紹介記事を担当しています。

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いろいろとガルパン関係の原稿を書いていますが、実は『最終章』に関するストーリーやキャラ紹介というオーソドックスな記事は初めてだったりw

一般誌なので、わりとオーソドックスな内容となっていますが、他の方が担当した杉山プロデューサーのインタビューも掲載されており、ちょっとだけ『最終章』に向けた話もしているので、そちらもぜひチェックしてみてください。

 

この他にも、まだ詳細を書けないんですが、『最終章』の公開に向けて、他の媒体などでも記事を書いていますので、そちらは告知タイミングがくればTwitterなどでお知らせします。

というわけで、ガルパンファンのみなさん、そして戦車好きの方々、よろしくお願いいたします!