機奇械怪@BLOG

フリーライター・石井誠のブログです

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ イベント上映開始!

どうも、ライターの石井です。

 

前回の更新から約10日と早い更新ですが、ダラダラしていると『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ』のイベント上映が終了してしまうので、ここはきちんとやっておきます。

ということで、前回の更新でお知らせした通り、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 』では、パッケージまわりの構成執筆を全般的に担当させていただくことになりました。

簡単に今回のお仕事に関わるきっかけについて説明します。

2004年に当時千葉県の松戸市にあったバンダイミュージアムにて、『機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録』という作品が公開された際に、そこで販売されたパンフレットの仕事と、オフィシャルホームページのお仕事に携わることになりました。

MS IGLOO』のプロデューサー兼監督は今西隆志さんで、それをきっかけに今西さんが手掛ける仕事をちょっとお手伝いするようになりました。

今西さんがプロデュースした、バンダイの1/35スケールのガンプラシリーズ『U.C.HARDGRAPH』ではオフィシャルサイトでの取材や模型制作、『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』ではオフィシャルサイトとDVD&BDのパッケージ。さらには、今西さんの率いるサンライズD.I.Dスタジオの紹介など、10年以上にわたっていろいろと関わって来ました。

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一方、安彦良和さんに関しても、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を連載していた月刊ガンダムエースでお仕事をしていた関係から、インタビュー仕事に始まり、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック2』『〜公式ガイドブック3』の構成執筆などで、お仕事としてわりと濃いめに関わっていました。

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というわけで、奇しくも今回の映像化された『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の総監督と監督の両方と長期にわたって関わっていたのでした。そういう意味では、最初から縁があった作品だったと言えます。

そして、今回のお仕事もサンライズの運営するオフィシャルサイトでのスタッフインタビューのお仕事を皮切りに、パッケージまわりでガッツリと関わることになったというわけです。

一応、今回『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ』では、どのようなお仕事をしたかを紹介させてもらえればと思います。

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2月28日のイベント上映初日から、劇場では『Blu-ray Special edition』が発売されています。こちらは、安彦先生描き下ろしのLDサイズの化粧箱に、Blu-rayディスクに加えて付属特典が3つ封入されています。

 

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まず基本となるのが、Blu-rayの毎回特典となるブックレット。
オーソドックスな構成になっていますが、巻末には安彦先生のあとがきインタビューとコミックスのカバーでお馴染みだった描き下ろしのコメントイラストが掲載されています。こちらは、全ページの構成と執筆を担当しています。

 

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こちらは、Special editionだけでなく、Blu-rayの初回限定版にも付属するコミックドラフトガイド。安彦さんが『THE ORIGIN』連載時に描いたネームとそれに準じた劇中画面を並べて紹介した、名シーン解説本的な内容になっています。安彦さんのまるで下書きのような貴重なネームの一部を見ることができます。すべてのページの構成と執筆を担当しました。

 

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そして、Special editionにのみ付属する絵コンテブック。こちらは、安彦さんが描いた画コンテに加え、雑誌などではまだ紹介されていない線画設定を掲載しています。こちらの設定ページの構成と執筆を担当しました。

 

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さらに、付属のテキスト周りだけでなく、なんとBlu-rayの収録内容にまでちょっぴり関わっています。

製品版のディスクには、音声特典としてキャストとスタッフによるオーディオコメンタリーが収録されています。

そして、恐れ多くも、このオーディオコメンタリーの進行役を石井が担当しています。

基本的に僕は文字書くのが仕事であり、喋るのはあまり得意ではないのですが、人生初となる音声収録の進行役をやって欲しいという依頼をいただきましたので、僭越ながらやらせていただきました。

キャストコメンタリーに関しては、出演された池田秀一さん、田中真弓さん、潘めぐみさんには、以前取材などでお会いしているということもあり、距離感を含めて安心してやらせていただいたのですが、もちろん初仕事ということもあってすごく緊張しました。

そんな進行をフォローしてくださったのが、潘めぐみさん。つたない進行に対して素晴らしい気遣いをしてもらえたので、なんとか大役を務めることができました。

 

スタッフコメンタリーに関しても、安彦さん、谷口プロデューサー、総作画監督の西村さんには既に面識があり、メカ作画監督の鈴木さんも収録前に取材という形で話をしていたので、こちらもある意味安心して挑んでいたのですが、緊張感は取れず……。こちらでは、安彦さんがたくさん話していただけたので、助かりました。

ということで、素人なので喋りはかなりつたない感じがあると思いますが、ご容赦いただければと思います。

 

そして、『THE ORIGIN』仕事はこれだけでは終わりません。

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劇場で販売されるパンフレットでも執筆を担当しております。こちらでは、田中真弓さん、潘めぐみさん、総作画監督の西村さん、メカ作画監督の鈴木さんの4人のインタビューに加え、安彦さんのガンダム仕事に関する歴史を紹介するパートを担当しています。

 

さらにさらに、現在発売中の『ガンダムエース4月号』では、巻頭の特集を締めくくる池田秀一さん、田中真弓さん、潘めぐみさんの3人の鼎談も担当。

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そんな感じで、秋の終わりから1月いっぱいくらいまで、かなりの割合で『THE ORIGIN』という作品に関わらせていただきました。

そんな感じで、より深く作品を楽しむサブテキストとして、自分の仕事が役に立ってもらえればと思っております。

 

●今月のお仕事

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マイナビ『SDF-1マクロス艦 徹底解剖』

大型ペーパークラフト付きのマクロス解説本をお手伝いしました。艦載機でるVF-1とデストロイドシリーズを紹介しております。

 

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○英和出版『エース イン ザ ガンダム U.C.0079-0096 宇宙世紀のエースと専用機の系譜

宇宙世紀のパイロットと専用機という切り口で書いたムック本に企画から関わらせてもらいました。アニメ本編はもちろん、MSVやゲームに登場するパイロットが紹介されているのもポイントです。

一年戦争をはじめ、わりと多めのボリュームで原稿を書いています。

 

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○EIGA WALKER『シアターカルチャーマガジン T. No.28』

劇場版『ドラゴンボールZ 復活のF』の主題歌を担当しているももいろクローバーZのインタビューを担当しています。

 

○『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』オフィシャルサイト

今月はメカデザイナー明貴美加さんのインタビューを担当しています。


SPECIAL|機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト

 

 

 

 

 

 

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ』公開目前!

どうも、ライターの石井です。

新年初のブログが2月も中旬になろうかという時期でいいのかと思いますが、年末年始から1月中にかけては、あるお仕事で忙しかったんです。

その仕事というのが、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ』関係のお仕事です。
諸々の詳細に関しては2月28日の公開あたりにブログをアップします。

 

で、現状発表している仕事内容に関して、一番大きいのはこちら

 

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ  Blu-ray Collecters BOX(初回限定版)』
2月28日の劇場公開に合わせて、劇場にて数量限定で販売される特別版にガッツリと関わらせてもらっています。

このアイテムは劇場に行けない方でもこちらで予約購入できますので、そちらに申し込んでいただければと思います。


機動戦士ガンダム THE ORIGIN 1 青い瞳のキャスバル | BANDAI VISUAL CLUB

 

合わせて、劇場で売られるパンフにも関わっていたりするのですが、それに関してもまた次回更新の際ということでw

ということで、ガンダム仕事をやってきて良かったなという、ライター冥利に尽きる、光栄なお仕事となっております。

 

次回は裏話も少ししますので、今回は告知メインで失礼!

 

今月のお仕事

ガンダムエース3月号(角川書店):池田秀一さんの対談式コラム『シャア専用雑記』では、池田さんが協力した日本酒について話を伺っています。

 

●Febri Vol.27(一迅社):レギュラーのホビーレコメンドでは、バンダイホビー事業部のPGユニコーンガンダムについて言及しています。

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オトナアニメ Vol.37(洋泉社):艦船特集の中で『蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ』のキャラ紹介と劇場版レビュー、そして青島文化教材社を取材した「アオシマ直撃! 『アルペジオ』と『艦これ』で艦船プラモに熱視線!!」を担当しています。
アオシマさんの取材は、模型文化ライター的な視点で艦船模型の現状についてディープに話を聞いているのでぜひ!

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●S.H.Figuarts ハーレー・クィン紹介記事(バンダイ 魂ウェブ):バンダイコレクターズ事業部がリリースする、DCコミックスバットマン』の女性ヴィランのフィギュアを彼女の魅力と合わせて紹介しています。


世界が注目する“悪の華” S.H.Figuarts ハーレークィン(INJUSTICE Ver.) | 魂ウェブ

 

機動戦士ガンダム THE ORIGIN オフィシャルサイト:今回は、個人的にも仲良くさせていただいている山根公利さんのインタビューを掲載しています。


SPECIAL|機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト

 

●ビレッジブックス アメリカンコミックス:アメコミレビューは下記の3冊のレビューを書きました。

・驚異の螺子頭と興味深き物事の数々

・あなたはどれを読む? シビル・ウォー クロスオーバーシリーズ

・シージ


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2014年を振り返る

 どうも、ついに年の瀬です。

いつもならば、月の頭にブログアップが定番な感じでしたが、年末ということもあるので、昨年同様に軽く1年を振り返ってみようかと。

 

昨年の新規開拓を継続することができて、今年も忙しい1年だったことは喜ばしいと思っています。

 

仕事的なトピックスは、基本的にブログで紹介してきた感じなんですが、改めて振り返って見ようかと。

 

まず、1月には長年「いつかまとめられれば」と思っていた、『機動戦士ガンダム第08MS小隊』のムック本『機動戦士ガンダム第08MS小隊 オフィシャルアーカイブ』(一迅社)を発売することができました。詳しくは2014年2月のブログを読んでもらえればと思いますが、かつて交流があった故飯田馬之介監督からお預かりしていたものを形にするのは、個人的な命題でもあったのでそれが果たせたことは素直に嬉しかったですね。

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3月には自分の出身地である茨城県水戸市の隣にある大洗町を舞台にしたアニメ『ガールズ&パンツァー』を題材にした新書『ガルパンの秘密 〜美少女戦車アニメのファンはなぜ大洗に集うのか?〜』(廣済堂出版)を共著にて出させてもらいました。

ガルパン』は、水戸出身としては何か作品を盛り立てる役に立てないかと思っていた作品だったので、アニメ関係者、現地で作品を盛り立てた方などに話を聞いて、文章にまとめることができたことは感慨深かったです。

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また、一方で今年はアメコミ映画が多く公開されたおかげで、それに関連するお仕事をすることができたので、こちらの充実度も高かったです。

映画秘宝別冊『アメコミ映画完全ガイド スーパーヴィラン編』への参加に加え、ユリイカの『マーベル映画特集』で原稿を書かせてもらうなど、新しいフィールドで仕事できたことは、自分のキャリアとして嬉しい部分でした。

 

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 2014年の後半からは、ある仕事に大きく比重がかかっておりまして、年明けもある意味全力投球する案件となっております。このあたりは、また追々ブログにて紹介して行ければと思います。

 

●今年の数字

 

仕事が充実すると比例して目減りする趣味的な数字(笑)ですが、一応振り返りということで。

 

・ジョギング:今年は、なんと昨年と同じく41回走り、その走破距離は367.1km。5年ほど前の人間ドックでの診断結果にショックを受け、健康維持のために走っているわけですが、今年も週イチ目標はクリアでした。とは言え、昨年よりも少なくなっていなかったので、とりあえず満足しております。

 

・映画:劇場32本、DVD&BDソフト21本=合計51本。う〜ん、やっぱりここが減ってますね〜。試写に行く回数が多かったので、劇場での本数はまあまあですが、家では仕事用の旧作見直し&仕事用のアニメ消化などが影響して、この数字です。

映画に関しては、順位を付けたくないので気に入った4本を挙げるなら『FURY』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『キャプテン・アメリカ:ウインターソルジャー』、『LEGO MOVIE』ですね。

 

・書籍:14冊。こちらも少ない! 月に1冊ちょっとというのは、どうかな〜(笑)。そんな中で、個人的には切通理作さんの『本多猪四郎 無冠の巨匠』が強烈に印象に残ってます。

 

というわけで、いろいろ欲張りですが、来年も仕事も趣味もいろいろと充実してやっていければと思っています。

 

お仕事でお世話になった関係者のみなさん、そしてつまらない仕事報告ブログを訪れてくださったみなさん、ありがとうございました。

一緒にお仕事できなかったみなさん、来年は気軽に声をかけてください!

なにか新しくて面白いことをやりましょう!

 

それでは、来年も引き続きよろしくお願いいたします。

 

みなさんにとって2015年が幸せな年であることを祈ってます。

 

よいお年を!

 

 

●今月のお仕事

 

・電撃データコレクション『機動戦士ガンダムUC』(メディアワークス

物語前半に登場する機体を中心に担当しています。

 

 

・『Febri Vol.26』(一迅社

HOBBY RECOMMENDで海洋堂の『竹谷式自在置物 麒麟』を紹介しています。

 

・『シネコンウォーカー 1月号』(エイガウォーカー)

4月18日公開の劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の原稿を担当しています。

 

・『月刊ハイパーホビー 2月号』(徳間書店

 

・『月刊ガンダムエース 2月号』(角川書店

池田秀一さんの対談式エッセイ「シャア専用雑記」では、クルマをテーマにした話の後編を掲載しています。

 

・『ドラゴンボールスタイリング2


ドラゴンボールスタイリング 孫悟空(少年期)【プレミアムバンダイ限定版】 | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト


ドラゴンボールスタイリング 孫悟空(少年期)【通常版】 | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト


ドラゴンボールスタイリング スーパーサイヤ人4孫悟空 | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト

バンダイキャンディ事業部からリリースされるハイクオリティフィギュア『ドラゴンボールスタイリング』の第2弾アイテム3種の紹介ページを担当しています。

 

・『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』オフィシャルサイト

スタッフリレーインタビューは、音響監督の藤野貞義さんにお話を伺っています。


機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト

 

・ヴィレッジブックス アメリカンコミックス


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海外マンガフェスタ ジム・リー『ICONS』出版記念トーク

ダークアベンジャーズ:モレキュールマン』レビュー

明治大学国際日本学研究科特別講義『ジム・リーの奇跡』レポート(前編)

『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』レビュー

『FURY』公開!

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どうも、1カ月のご無沙汰です。

10月後半あたりから年末年始を睨んだお仕事が動くはじめる時期で、わりと真面目に働いていたせいか、趣味的なことはあんまりやれていない感じです。

そして、12月に入ると年末進行が始まって、いろいろと作業を先倒ししなくちゃならず忙しかったりします。

てなわけで、映画なんかも全然観に行っていないんですが、個人的に楽しみにしていた映画が公開されたので、それについてちょっとだけ書きます。

 

楽しみにしていた映画というのは、ブラッド・ピット主演の戦争映画『FURY』。

去年ティーザーポスターが公開されて、「ブラピが戦車乗り役で戦車映画が作られる」と話題になってからずーっと楽しみにしていたんですね。そして、今年の初夏頃に予告編が公開されて、かなり戦車戦がちゃんと描かれると判ってからは、まわりのミリタリーに理解のある人たちにも「シャーマンが! ティーガーIが!」と言ってネタ振りしまくっていました。

ずっと戦車好きを公言してきていますが、僕自身は戦車の中ではアメリカ軍のシャーマン中戦車が大好きなんです。

今から約10年前に共著で出版した『機動戦士ガンダム/ハチゼロ/ハチサン/ゼロハチ』(太田出版・絶版)という書籍では、メカデザイナー山根公利さんにインタビューをし、その場でシャーマンの話題で盛り上がって、表紙用に描き下ろしてもらったガンダムEz-8のイラストを発注する際にも「シャーマン的なディテールが入ると面白いですよね」なんてことを言ったりしていたほどです。

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↑だから、このイラストにはシャーマン的なディテールが入っています(笑)。

 

そんな僕ですから、当然ながらブラピがシャーマンイージーエイトに乗る映画と聞けば、大人しくしていられるわけはありません。

映画に関しては、早々に試写で拝見することができまして、その感想を……となるわけですが、とは言え普通に映画評をすると自分の「戦争観」的な部分にも踏み込んでしまって長くなりそうなので、今回はむしろ映画のどの部分を楽しんだのかを書いて行ければと思います。

 

まず、この映画で外せないのは実際の戦車で撮影した映像であること。撮影が行われたのは、かつてイギリス軍の戦車学校があった場所に建てられている「ボービントン戦車博物館」の近く。ここは、戦車学校があったところなので、広大な敷地があって、さらに博物館で所有する実働する戦車を撮影するには好都合だったんですね。

そして、当然ながら映画には実際に第二次世界大戦で使用されたシャーマン中戦車をはじめとした車輌を、本当に動かして撮影されているんです。まさに本物!

本物の戦車を使い、1輌の戦車には何人のクルーが乗って、どんな役割分担をして戦車を動かすのか? 『ガールズアンドパンツァー』のおかげで、戦車クルーに関しての知識は広く伝わっているんですが、実は映画ではそうした戦車クルーの役割分担について、ちゃんと描かれている映画というのがほとんど存在しないんです。

それにはちゃんと理由があって、戦車の車内を撮影することが不可能であるからなんですね。戦車の車内は狭く、カメラを持ち込んでもその全容をちゃんと見せることができないわけです。そこで、『FURY』では車内を撮影するためのカットモデル的なリアルな車輌セットを作って撮影することで、線車内で戦うクルーたちの緊張感あふれる映像を作り上げることができ、より戦車乗りの実像を描くことに成功しているわけです。

本物の車輌に関してもうひとつ外せないのが、劇中に敵戦車として登場するドイツ軍のティーガーI重戦車。その姿と強さから、世界で最もメジャーな戦車と言えるティーガーIですが、敗戦国の車輌ということもあって、現在世界中に6輌しか現存していないんです。そして、その6輌の中で、ちゃんと動く車輌というのはたったの1輌。それが、撮影が行われたボービントン戦車博物館が所蔵するティーガーI重戦車なんですね。

これまでいろんな戦争映画にティーガーIは登場しているんですが、その全てが既存の戦車やトラックをセットのように外壁を取り付けて作ったものばかり。ボービントン戦車博物館のティーガーIも長年をかけて修理し、2006年にようやく走れるようになったレベルなので仕方ないのですが、映像に本物のティーガーIが出ているとすれば、それは記録映像を転用したものでしかなかったんです。

それが、今回の『FURY』では実働可能な唯一のティーガーIを実際に走行させて撮影しているんですね。つまり、戦車ファンにとってはそれだけでも貴重な映像なわけですよ。

劇中では、ブラピたちが乗るFURY号をはじめとした戦車の音を聞き慣れた後に、ティーガーIが登場するわけですが、最強戦車は駆動音からして並の戦車とは違うことを体感させてくれます。

そんな本物にこだわった戦車は、画面に現れるディテールももちろん本物なわけです。FURY号が所属する第2機甲師団は、長期間にわたってアフリカらからヨーロッパを転戦してきたという背景があるんですが、多分何度も部隊は再編成や車輌の交換を繰り返してきたんでしょう。共に行動する車輌は統一されておらず、まさにシャーマンバリエーションを楽しめるような編成になっているんですね。

ちなみに、時期的な部分と符合させると、FURY号は二次大戦の後期に配備されたM4A3E8(劇中ではM4A2E8ですが)なので、それまで乗っていた車輌が壊れて、新たに受領したものなのかなと思います。その他の車輌も、M4、M4A1、M4A2と違う車輌で編成されているので、横並びになったシーンを見ると車体や砲塔、サスペンションのなどの微妙な違いが判って、たまらん感じだったりするんですね。

 

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その他にも、知識としては知っていた戦車のギミックや装備、さらには弱点や破壊のされ方まで、まさに「フルギミック」で見せつけてくれるので、いろいろと腑に落ちまくる映画に仕上がっているわけです。

映画自体は、決して明るい映画ではないんですが、そうしたディテールのこだわりが効果的な演出につながる戦争の現実を描いて、大満足な作品となっていました。

個人的には、戦車を体感するためにはいい音響で観るべきだと思いますので、ぜひ劇場の大きいスクリーンと立体音響で戦車の厳しい戦場を体感してほしいです。

 

そして、当然ながらシャーマン中戦車(M4A3E8)のプラモデルも鋭意製作中。自分の場合は、FURY号の再現にはあんまり興味がなくて、この映画でインスパイアされたイメージをもとに、別の車輌として製作しています。経過については、またブログで紹介できればと思います。

 

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●今月のお仕事

 

ガンダムエース1月号(角川書店

池田秀一さんの対談式コラム「シャア専用雑記」は、シャア専用オーリスの試乗の感想とクルマに関する思いを語ってもらっています。

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ハイパーホビー1月号(徳間書店

TNGパトレイバー』では、田口清隆監督のインタビューをしています。その他、スターウォーズのグッズページなども担当しています。

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そして、『データカードダス ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 魂ロワイヤル』の第3弾のアメイジングレアカードも公開。

このカードは企画から関わっていたので、ようやく発表になって嬉しいです。

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●G get press No.155

レンタルビデオショップ・ゲオのフリーペーパーの最新号では、ゲーム特集を担当しています。

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN関連

劇場で配布されているチラシで、一部原稿を担当しました。カッコイイメインビジュアルが描かれてますので、ぜひ手に入れてください。

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公式サイト(http://www.gundam-the-origin.net/)では、音楽を担当した服部隆之さんのインタビューが公開となっています。

 

●ヴィレッジブックスアメリカンコミックスオフィシャルサイト


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・海外マンガフェスタトークイベントレポート(ビリー・タン氏、ジム・リー氏)

アストロシティ:ライフ・イン・ザビックシティ レビュー

キャプテン・アメリカ:リボーン レビュー

上記が公開されています。

 

●『「ガンダム」白書』(宝島社)

以前原稿を書かせていただいた『僕たちの「ガンダム」ランキング』の合本再版版が発売となっています。

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ガンダムパーフェクトファイル

No.153号(ビグ・ラング担当)

No.155号(陸戦強襲型ガンタンク担当)

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上井草模型倶楽部 展示会2014[秋]

前回のフリがそのまま当たっちゃう感じで、ついに1カ月飛ばしてしまいましたw

出版不況という中でブログを書くヒマがないくらいお仕事がありまして、本当にありがたい限りです。

 

そんな中でも、なんとか趣味的な時間は確保しながら、毎年春と秋の2回開催される模型展示会に参加してまいりました。

イベント自体は大型キット有り、プロモデラー多数参戦による超絶作例有りと、なかなかの盛り上がりで、終始たくさんの人で賑わっていました。

 

そんな中でも、限られたスペースで自分の作りたいものをマイペースに作って展示させてもらったのを紹介します。

 

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こちらは

バルカンスケールモデルズの1/35スケール イギリス軍 マークⅥ B型軽戦車

北アフリカ戦線)です。

フィギュアは マスターボックス1/35スケール 英第8軍AFVクルーを使用しています。
青い迷彩が鮮やかで気に入ったということで、組み立て説明書よりも明るい青で塗っています。軽戦車はこの小ささがやっぱりいいですね。

 

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そしてもう1点は、アミュージングホビーの1/35スケール ドイツ軍Ⅵ号多砲塔戦車

ノイバウファールツォイク(クルップ防弾装甲型

フィギュアは、オーロラモデルのメタルフィギュア 1/35ドイツ戦車兵 1947 Ver.9を使っています。

多砲塔戦車ってことで、その形に一目惚れして制作し、細かい設定を調べたところプロパガンダなんかにも使われたとのことなので、実在しないドイツ軍女性戦車乗りによるプロパガンダ写真風としました。

 

実は、フィギュアは3体ともやや突貫気味での制作になってしまい、個人的にはちょっと心残りがなくはないのですが、当初の目標どおりに展示できたので良しとしましょう。

 

●お仕事告知

というわけで、お仕事情報です。先月の分を飛ばしてしまったので、雑誌などは現状購入可能なものを紹介します。

 

●Febri Vol.25(一迅社

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HOBBY RECOMMENDのコーナーで、ブーム真っ盛りの『DX妖怪ウォッチ&妖怪メダル』について、「なんであんなにヒットしているのか?」に関して原稿を書きました。

 

●G get press 11月号(ゲオ)

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3回連載でお届けしたビデオゲームサイコブレイク』の紹介記事を担当しました。

 

ガンダムエース 12月号(角川書店

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池田秀一さんの対談式エッセイ「シャア専用雑記」。今回は好きな外国映画について語ってもらってます。(取材と原稿を担当)

 

ハイパーホビー12月号(角川書店

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『THE NEXT GENARATIONパトレイバー』をはじめ、多数のページを担当してます。

 

●MS MOOK「集団的自衛権」でさらに強くなる日本(メディアソフト)

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ミリタリー的な知識の部分をかわれて、「集団的自衛権の「適応15事例」検証」のパートを担当しました。
今回、あらためて勉強させてもらい、「集団的自衛権」について改めて考えることができてなかなか楽しい仕事でした。

 

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト


機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト

 

総作画監督の西村弘之さん、演出の江上潔さんのインタビューを担当しています。

 

●ヴィレッジブックス アメリカンコミックス


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下記のレビュー記事を書かせてもらいました。

『ニューアベンジャーズ:ダークレイン』

『ビフォアウォッチメン:オジマンディアス/クリムゾンコルセア』

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

『ロケット・ラクーン&グルート』

アニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』

 

 

夏の思い出

またもや1カ月以上のご無沙汰です。気がつくとズルズルと更新がずれてきて、そのうち1カ月分無くなるんじゃないかと思う今日この頃です。

 

てなわけで、今回は夏が終わったということで、夏の思い出を軽〜く書いておこうかと思います。

 

8月上旬に、自営業の特権を活かして早めの夏休みをとって、家族で信州・軽井沢にキャンプを兼ねた旅行に行ってきました。

 

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鬼押し出し」や「白糸の滝」などの名所観光をしてきました。世代的には『軽井沢シンドローム』の劇中に出て来たイメージが強かったりしますね〜w

 

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その他「フォレストアドベンチャー」という木と木の間に張られたワイヤーに命綱をつけて、挑む「樹上アスレチック」を体験してきました。高さ10mの木の上を移動するのはスリルがあるし、童心に帰れてなかなか楽しかったです。

10歳の娘も怖がらずに一緒にチャレンジしてくれたので、親子交流としてもなかなかいいです。

気になった方は、こちらを参照してください。個人的にはまたチャレンジしたいくらいオススメです!

自然共生型アウトドアパーク フォレストアドベンチャー/FOREST ADVENTURE

 

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トランスフォーマー博』を見に行ったついでにブラついた横浜ではピカチュウの大群を発見。

 

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8月最期の週末は、毎年恒例の朝霧高原ハートランド朝霧で開催される愛車・ホンダエレメントのオーナーが集まる、キャンプオフ会に参加。ここ数年拝めなかった富士山を見ることができました。

 

こんな感じで、今年もわりとしっかりと夏を満喫させてもらいました。

イベントもたくさんあって、終わるとなるとちょっと寂しいですね〜。

 

●お仕事告知

というわけで、今月のお仕事です。

 

ニュータイプ9月号(角川書店

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表紙はガンダム系ですが、ガンダムは関係なく『白銀の意志アルジェヴォルン』の設定解説、『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の監督インタビューを担当しています。

 

●Febri Vol.24(一迅社

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レギュラーのホビー時評的な「HOBBY RECOMMEND」では、『トランスフォーマー ロストエイジ』のアクションフィギュアについて解説しています。

 

オトナアニメ Vol.35(洋泉社

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ガルパンが表紙ですがそちらはノータッチでw 『蒼き鋼のアルペジオ』のアニメ総括記事でメンタルモデル考察の原稿を書いています。

 

●DVD&ブルーレイでーた9月号(エンターブレイン

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こちらも表紙がガンダム&マーベル特集などが組まれていますが、そちらはノータッチでw マッドハウス製作のアニメ『アベンジャーズ コンフィデンシャル:ブラック・ウィドウ&パニッシャー』と『バットマン:アサルト・オン・アーカム』の紹介記事を担当しています。

 

ガンダムエース10月号(角川書店

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池田秀一さんの対談式エッセイ『シャア専用雑記』では、池田さんの音楽趣味について話を聞いています。

 

●G get press 9月号(株式会社ゲオ

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レンタルビデオチェーン・ゲオの店頭で無料配布されているフリーペーパーで、新作のビデオゲームサイコブレイク』の記事を担当しています。ゲームクリエイター三上真司さんのインタビューも掲載しています。

 

ハイパーホビー10月号(徳間書店

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『THE NEXT GENERATION パトレイバー』では、1/48スケールプラモデルのレビュー、湯浅弘章監督のインタビューをしています。その他、バンダイで受付中の「3Dウォールフィギュア アイアンマンマーク7」の紹介記事では、自宅リビングを使った展示方法紹介(モデルとして娘が登場w)などもしております。

 

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト

http://www.gundam-the-origin.net/

今回は、キャラクターデザインのことぶきつかささんのインタビューを行っております。

 

ドラゴンボールスタイリング(バンダイ

バンダイさんから発売される、食玩シリーズ『ドラゴンボールスタイリング』というハイクオリティな完成品フィギュア紹介の記事構成を担当しています。

 

ドラゴンボールスタイリング スーパーサイヤ人孫悟空 | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト

 

ドラゴンボールスタイリング ブルマ【通常版】 | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト

 

●ヴィレッジブックス アメリカンコミックス公式サイト

http://a-comics.com/

レギュラーのアメコミ紹介は下記の3作品のレビューを掲載しています。

ゴジラ:アウェイング〈覚醒〉』

『マーベルゾンビーズ:デッド・デイズ』

『ミラクルマン BOOK ONE:ドリーム・オブ・フライング』

 

 

 

 

『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です』感想

どうも、またもや1カ月ぶりのご無沙汰です。

 

今回は仕事としても関係していて、さらに個人的にも楽しみにしていたってことで、7月25日にBlu-rayが発売になった『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です』について、感想的なことをツラツラと書こうと思います。

 

イベント上映には、ガルパン大好きの小5の娘と一緒に2週目に行ってきました。さすがに小学生女子でガルパンを観に来ているのはうちの娘だけでしたがw

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アンツィオ高校の生徒たちのキャラ表現や歴女チームにスポットを当てた部分など、ドラマ的にもいい感じになっているし、うさぎさんチームの成長、バレー部&八九式の活躍、今後登場するキャラへのフリなどなど、丁寧な作りが素晴らしかったです。

見終わった後、うちの娘が「アンチョビたちが好きになった」と言っていたというのもあり、キャラに魅力を持たせるのが上手いし、そこがガルパンの魅力なんだなと改めて思える内容になっていたのも良かった。

 

戦車好きからすると、快速戦車を使った見せ方とか、自走砲同士の接近戦に他の戦いでは見ることができない要素が込められていて、そちら方面の抑え所もバッチリでした。

(P40にはもうちょっと活躍して欲しかったですが、逆に特徴がないという部分で使い所が難しかったのかもしれないです)

 

ということで、もともと軽戦車好きといのもあって、CV33は改めて「面白い&魅力的な戦車だな〜」と関心しました。映画とか戦史映像という部分でスポットが当たりにくい戦車の魅力を引き出せるのもガルパンの良さだなと改めて思いました。

 

ということで、長く待った期待にちゃんと応えている内容で、本当に大満足でした。

 

ちなみに、ガルパンOVAに関しては、以前にも書いた通り、『ガルパンの秘密』(廣済堂新書)で原稿を書くという段階で、チラチラとは情報が入っていたのですが、詳細に関しては全然知らされていないという感じでした。

 

とは言いつつも、『ガルパンの秘密』では、カトキハジメさんへのインタビューという大役を担当することになり、実際に記事に書いていない部分で少しだけ、カトキさんが絵コンテを描きながら「行ける」と思えた手応えについて多少深めに話を聞いていました。
カトキさんからそのコメントに関して、ここへの掲載の許可はいただいていないので書きませんが、その手応え自体がしっかりと映像では再現されていました。その表現自体を、僕はずっと自分の頭の中で想像していたんですが、ある意味想像以上だったので驚きつつもすごく嬉しかったです。

 

さてさて、そんな『ガルパンの秘密』ですが、7月16日に通常版が発売されました。

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実は、初回限定版は特定の流通経路でしか販売されなかったため、全ての本屋さんには行き届いていなかったんです。今回は、通常販売ということで、廣済堂新書を扱う店であればお店が注文さえしていると入荷しているはずですので、ぜひ手に取ってもらえるとうれしいです。

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 ちなみに、表紙はこんな感じで異なりますのでよろしくお願いいたします。

 

さて、実はガルパン仕事に関しては、もうひとつ関わっていたりします。

それが、こちら一迅社から発売となった『ガールズ&パンツァー エンサイクロペディア』です。

こちらは、その名の通りガルパン辞典とも言える内容になっていまして、一見するとコンパクトな本なのですが、中身はギッチリと細かい用語解説が書いてあるので、パラ見しているだけでも楽しめるのが素晴らしいです。

こちらは、あくまでフォローという感じで、箸休め的なコラム記事としてご当地グッズ関係の原稿を担当しております。

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ということで、こちらもよろしくお願いいたします。

 

●その他の6月後半〜7月後半のお仕事

 

ハイパーホビー8月号(徳間書店

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20周年記念号なのに、告知が遅くなってしまいました。
TNGパトレイバーやディスク・ウォーズ:アベンジャーズなど、レギュラー的なお仕事となっております。

 

月刊ニュータイプ8月号(角川書店

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今月も『白銀の意志アルジェヴォルン』ページを担当。
大槻監督へのインタビューを掲載しております。

 

キネマ旬報8月上旬号

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トランスフォーマー/ロストエイジ』特集で、トランスフォーマーの30年の歴史を振り返るコラム的な原稿を担当してます。
キネマ旬報様とは、今回初めてお仕事させていただきました。

 

ガンダムエース9月号

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池田秀一さんの新連載『シャア専用雑記』がスタートしました。
池田さんの興味のあるさまざまなことを対談エッセイ方式で紹介していきます。

 

ガンダムパーフェクトファイル

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今回も、『MS IGLOO』や『GUNDAM EVOLV』関係を担当してます。

 

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト

http://www.gundam-the-origin.net/

サンライズさんで、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で一部原稿を担当させていただいております。

主に「Special」の項目のスタッフリレーインタビューを担当しておりまして、第1回の谷口プロデューサー、第2回目の脚本の隅沢克之さんのインタビューが公開中です。

 

ヴィレッジブックスアメコミサイト

http://a-comics.com/

 

『ビフォアウォッチメン:ナイトオウル/Dr.マンハッタン』

ダークアベンジャーズ:アセンブル

上記2本の翻訳本のレビューを書いてます。