機奇械怪@BLOG

フリーライター・石井誠のブログです

上井草模型倶楽部 展示会2014[秋]

前回のフリがそのまま当たっちゃう感じで、ついに1カ月飛ばしてしまいましたw

出版不況という中でブログを書くヒマがないくらいお仕事がありまして、本当にありがたい限りです。

 

そんな中でも、なんとか趣味的な時間は確保しながら、毎年春と秋の2回開催される模型展示会に参加してまいりました。

イベント自体は大型キット有り、プロモデラー多数参戦による超絶作例有りと、なかなかの盛り上がりで、終始たくさんの人で賑わっていました。

 

そんな中でも、限られたスペースで自分の作りたいものをマイペースに作って展示させてもらったのを紹介します。

 

f:id:MakotoIshii:20141102151836j:plain

 

こちらは

バルカンスケールモデルズの1/35スケール イギリス軍 マークⅥ B型軽戦車

北アフリカ戦線)です。

フィギュアは マスターボックス1/35スケール 英第8軍AFVクルーを使用しています。
青い迷彩が鮮やかで気に入ったということで、組み立て説明書よりも明るい青で塗っています。軽戦車はこの小ささがやっぱりいいですね。

 

f:id:MakotoIshii:20141102151840j:plain

 

そしてもう1点は、アミュージングホビーの1/35スケール ドイツ軍Ⅵ号多砲塔戦車

ノイバウファールツォイク(クルップ防弾装甲型

フィギュアは、オーロラモデルのメタルフィギュア 1/35ドイツ戦車兵 1947 Ver.9を使っています。

多砲塔戦車ってことで、その形に一目惚れして制作し、細かい設定を調べたところプロパガンダなんかにも使われたとのことなので、実在しないドイツ軍女性戦車乗りによるプロパガンダ写真風としました。

 

実は、フィギュアは3体ともやや突貫気味での制作になってしまい、個人的にはちょっと心残りがなくはないのですが、当初の目標どおりに展示できたので良しとしましょう。

 

●お仕事告知

というわけで、お仕事情報です。先月の分を飛ばしてしまったので、雑誌などは現状購入可能なものを紹介します。

 

●Febri Vol.25(一迅社

f:id:MakotoIshii:20141105005903j:plain

HOBBY RECOMMENDのコーナーで、ブーム真っ盛りの『DX妖怪ウォッチ&妖怪メダル』について、「なんであんなにヒットしているのか?」に関して原稿を書きました。

 

●G get press 11月号(ゲオ)

f:id:MakotoIshii:20141022180038j:plain

3回連載でお届けしたビデオゲームサイコブレイク』の紹介記事を担当しました。

 

ガンダムエース 12月号(角川書店

f:id:MakotoIshii:20141105010250j:plain

池田秀一さんの対談式エッセイ「シャア専用雑記」。今回は好きな外国映画について語ってもらってます。(取材と原稿を担当)

 

ハイパーホビー12月号(角川書店

f:id:MakotoIshii:20141105010416j:plain

『THE NEXT GENARATIONパトレイバー』をはじめ、多数のページを担当してます。

 

●MS MOOK「集団的自衛権」でさらに強くなる日本(メディアソフト)

f:id:MakotoIshii:20141105010618j:plain

ミリタリー的な知識の部分をかわれて、「集団的自衛権の「適応15事例」検証」のパートを担当しました。
今回、あらためて勉強させてもらい、「集団的自衛権」について改めて考えることができてなかなか楽しい仕事でした。

 

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト


機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト

 

総作画監督の西村弘之さん、演出の江上潔さんのインタビューを担当しています。

 

●ヴィレッジブックス アメリカンコミックス


villagebooks AMERICAN COMICS

 

下記のレビュー記事を書かせてもらいました。

『ニューアベンジャーズ:ダークレイン』

『ビフォアウォッチメン:オジマンディアス/クリムゾンコルセア』

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

『ロケット・ラクーン&グルート』

アニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』

 

 

夏の思い出

またもや1カ月以上のご無沙汰です。気がつくとズルズルと更新がずれてきて、そのうち1カ月分無くなるんじゃないかと思う今日この頃です。

 

てなわけで、今回は夏が終わったということで、夏の思い出を軽〜く書いておこうかと思います。

 

8月上旬に、自営業の特権を活かして早めの夏休みをとって、家族で信州・軽井沢にキャンプを兼ねた旅行に行ってきました。

 

f:id:MakotoIshii:20140803151824j:plain

f:id:MakotoIshii:20140805131930j:plain

鬼押し出し」や「白糸の滝」などの名所観光をしてきました。世代的には『軽井沢シンドローム』の劇中に出て来たイメージが強かったりしますね〜w

 

f:id:MakotoIshii:20140804111656j:plainf:id:MakotoIshii:20140804112511j:plain

その他「フォレストアドベンチャー」という木と木の間に張られたワイヤーに命綱をつけて、挑む「樹上アスレチック」を体験してきました。高さ10mの木の上を移動するのはスリルがあるし、童心に帰れてなかなか楽しかったです。

10歳の娘も怖がらずに一緒にチャレンジしてくれたので、親子交流としてもなかなかいいです。

気になった方は、こちらを参照してください。個人的にはまたチャレンジしたいくらいオススメです!

自然共生型アウトドアパーク フォレストアドベンチャー/FOREST ADVENTURE

 

f:id:MakotoIshii:20140813131616j:plain

トランスフォーマー博』を見に行ったついでにブラついた横浜ではピカチュウの大群を発見。

 

f:id:MakotoIshii:20140831071502j:plain

f:id:MakotoIshii:20140831110928j:plain

8月最期の週末は、毎年恒例の朝霧高原ハートランド朝霧で開催される愛車・ホンダエレメントのオーナーが集まる、キャンプオフ会に参加。ここ数年拝めなかった富士山を見ることができました。

 

こんな感じで、今年もわりとしっかりと夏を満喫させてもらいました。

イベントもたくさんあって、終わるとなるとちょっと寂しいですね〜。

 

●お仕事告知

というわけで、今月のお仕事です。

 

ニュータイプ9月号(角川書店

f:id:MakotoIshii:20140902160258j:plain

表紙はガンダム系ですが、ガンダムは関係なく『白銀の意志アルジェヴォルン』の設定解説、『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の監督インタビューを担当しています。

 

●Febri Vol.24(一迅社

f:id:MakotoIshii:20140902160557j:plain

 

レギュラーのホビー時評的な「HOBBY RECOMMEND」では、『トランスフォーマー ロストエイジ』のアクションフィギュアについて解説しています。

 

オトナアニメ Vol.35(洋泉社

f:id:MakotoIshii:20140820144000j:plain

ガルパンが表紙ですがそちらはノータッチでw 『蒼き鋼のアルペジオ』のアニメ総括記事でメンタルモデル考察の原稿を書いています。

 

●DVD&ブルーレイでーた9月号(エンターブレイン

f:id:MakotoIshii:20140902161057j:plain

こちらも表紙がガンダム&マーベル特集などが組まれていますが、そちらはノータッチでw マッドハウス製作のアニメ『アベンジャーズ コンフィデンシャル:ブラック・ウィドウ&パニッシャー』と『バットマン:アサルト・オン・アーカム』の紹介記事を担当しています。

 

ガンダムエース10月号(角川書店

f:id:MakotoIshii:20140902161422j:plain

池田秀一さんの対談式エッセイ『シャア専用雑記』では、池田さんの音楽趣味について話を聞いています。

 

●G get press 9月号(株式会社ゲオ

f:id:MakotoIshii:20140826155623j:plain

レンタルビデオチェーン・ゲオの店頭で無料配布されているフリーペーパーで、新作のビデオゲームサイコブレイク』の記事を担当しています。ゲームクリエイター三上真司さんのインタビューも掲載しています。

 

ハイパーホビー10月号(徳間書店

f:id:MakotoIshii:20140902161935j:plain

『THE NEXT GENERATION パトレイバー』では、1/48スケールプラモデルのレビュー、湯浅弘章監督のインタビューをしています。その他、バンダイで受付中の「3Dウォールフィギュア アイアンマンマーク7」の紹介記事では、自宅リビングを使った展示方法紹介(モデルとして娘が登場w)などもしております。

 

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト

http://www.gundam-the-origin.net/

今回は、キャラクターデザインのことぶきつかささんのインタビューを行っております。

 

ドラゴンボールスタイリング(バンダイ

バンダイさんから発売される、食玩シリーズ『ドラゴンボールスタイリング』というハイクオリティな完成品フィギュア紹介の記事構成を担当しています。

 

ドラゴンボールスタイリング スーパーサイヤ人孫悟空 | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト

 

ドラゴンボールスタイリング ブルマ【通常版】 | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト

 

●ヴィレッジブックス アメリカンコミックス公式サイト

http://a-comics.com/

レギュラーのアメコミ紹介は下記の3作品のレビューを掲載しています。

ゴジラ:アウェイング〈覚醒〉』

『マーベルゾンビーズ:デッド・デイズ』

『ミラクルマン BOOK ONE:ドリーム・オブ・フライング』

 

 

 

 

『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です』感想

どうも、またもや1カ月ぶりのご無沙汰です。

 

今回は仕事としても関係していて、さらに個人的にも楽しみにしていたってことで、7月25日にBlu-rayが発売になった『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です』について、感想的なことをツラツラと書こうと思います。

 

イベント上映には、ガルパン大好きの小5の娘と一緒に2週目に行ってきました。さすがに小学生女子でガルパンを観に来ているのはうちの娘だけでしたがw

f:id:MakotoIshii:20140712141923j:plain

 

アンツィオ高校の生徒たちのキャラ表現や歴女チームにスポットを当てた部分など、ドラマ的にもいい感じになっているし、うさぎさんチームの成長、バレー部&八九式の活躍、今後登場するキャラへのフリなどなど、丁寧な作りが素晴らしかったです。

見終わった後、うちの娘が「アンチョビたちが好きになった」と言っていたというのもあり、キャラに魅力を持たせるのが上手いし、そこがガルパンの魅力なんだなと改めて思える内容になっていたのも良かった。

 

戦車好きからすると、快速戦車を使った見せ方とか、自走砲同士の接近戦に他の戦いでは見ることができない要素が込められていて、そちら方面の抑え所もバッチリでした。

(P40にはもうちょっと活躍して欲しかったですが、逆に特徴がないという部分で使い所が難しかったのかもしれないです)

 

ということで、もともと軽戦車好きといのもあって、CV33は改めて「面白い&魅力的な戦車だな〜」と関心しました。映画とか戦史映像という部分でスポットが当たりにくい戦車の魅力を引き出せるのもガルパンの良さだなと改めて思いました。

 

ということで、長く待った期待にちゃんと応えている内容で、本当に大満足でした。

 

ちなみに、ガルパンOVAに関しては、以前にも書いた通り、『ガルパンの秘密』(廣済堂新書)で原稿を書くという段階で、チラチラとは情報が入っていたのですが、詳細に関しては全然知らされていないという感じでした。

 

とは言いつつも、『ガルパンの秘密』では、カトキハジメさんへのインタビューという大役を担当することになり、実際に記事に書いていない部分で少しだけ、カトキさんが絵コンテを描きながら「行ける」と思えた手応えについて多少深めに話を聞いていました。
カトキさんからそのコメントに関して、ここへの掲載の許可はいただいていないので書きませんが、その手応え自体がしっかりと映像では再現されていました。その表現自体を、僕はずっと自分の頭の中で想像していたんですが、ある意味想像以上だったので驚きつつもすごく嬉しかったです。

 

さてさて、そんな『ガルパンの秘密』ですが、7月16日に通常版が発売されました。

f:id:MakotoIshii:20140722131639j:plain

 

実は、初回限定版は特定の流通経路でしか販売されなかったため、全ての本屋さんには行き届いていなかったんです。今回は、通常販売ということで、廣済堂新書を扱う店であればお店が注文さえしていると入荷しているはずですので、ぜひ手に取ってもらえるとうれしいです。

f:id:MakotoIshii:20140714004512j:plain

 

 ちなみに、表紙はこんな感じで異なりますのでよろしくお願いいたします。

 

さて、実はガルパン仕事に関しては、もうひとつ関わっていたりします。

それが、こちら一迅社から発売となった『ガールズ&パンツァー エンサイクロペディア』です。

こちらは、その名の通りガルパン辞典とも言える内容になっていまして、一見するとコンパクトな本なのですが、中身はギッチリと細かい用語解説が書いてあるので、パラ見しているだけでも楽しめるのが素晴らしいです。

こちらは、あくまでフォローという感じで、箸休め的なコラム記事としてご当地グッズ関係の原稿を担当しております。

f:id:MakotoIshii:20140729011054j:plain

ということで、こちらもよろしくお願いいたします。

 

●その他の6月後半〜7月後半のお仕事

 

ハイパーホビー8月号(徳間書店

f:id:MakotoIshii:20140729015701j:plain

20周年記念号なのに、告知が遅くなってしまいました。
TNGパトレイバーやディスク・ウォーズ:アベンジャーズなど、レギュラー的なお仕事となっております。

 

月刊ニュータイプ8月号(角川書店

f:id:MakotoIshii:20140729015903j:plain

今月も『白銀の意志アルジェヴォルン』ページを担当。
大槻監督へのインタビューを掲載しております。

 

キネマ旬報8月上旬号

f:id:MakotoIshii:20140714114843j:plain

トランスフォーマー/ロストエイジ』特集で、トランスフォーマーの30年の歴史を振り返るコラム的な原稿を担当してます。
キネマ旬報様とは、今回初めてお仕事させていただきました。

 

ガンダムエース9月号

f:id:MakotoIshii:20140729020242j:plain

 

池田秀一さんの新連載『シャア専用雑記』がスタートしました。
池田さんの興味のあるさまざまなことを対談エッセイ方式で紹介していきます。

 

ガンダムパーフェクトファイル

f:id:MakotoIshii:20140729020408j:plainf:id:MakotoIshii:20140729020423j:plain

f:id:MakotoIshii:20140729020439j:plain

 

今回も、『MS IGLOO』や『GUNDAM EVOLV』関係を担当してます。

 

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト

http://www.gundam-the-origin.net/

サンライズさんで、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で一部原稿を担当させていただいております。

主に「Special」の項目のスタッフリレーインタビューを担当しておりまして、第1回の谷口プロデューサー、第2回目の脚本の隅沢克之さんのインタビューが公開中です。

 

ヴィレッジブックスアメコミサイト

http://a-comics.com/

 

『ビフォアウォッチメン:ナイトオウル/Dr.マンハッタン』

ダークアベンジャーズ:アセンブル

上記2本の翻訳本のレビューを書いてます。

 

 

 

 

戦車模型2作品

どうも、お久しぶりですw

 

先月の更新が5月3日だったのに対し、今月の更新が6月26日というのはどういうことでしょうか?

 

一部のお仕事とか告知する前に翌月号とか出ちゃってるあたりで、お仕事履歴を公開するのを主眼としているブログとしてはいかがなものと思いますが……ちょっと立て込んでいたということで許してください。

 

4月には恒例の「上井草模型倶楽部」http://plamoclub.blog65.fc2.com/の展示会がありまして、今回も2点戦車模型の完成品を展示したので、ここで少しだけ紹介できればと思います。

 

まずは、1点目。ガールズ&パンツァーのあんこうチームが乗る「Ⅳ号戦車D型」です。

f:id:MakotoIshii:20140627020451j:plain

一応、3月に発売された新書『ガルパンの秘密』の出版記念ということで完成させました。

キットはプラッツから発売されたものを使用しています。
キットのままでは異なる、アニメ版の設定を再現しつつ、モデルカステンの可動履帯を組み込んで完成させました。

乗っているあんこうチームの面々は、ワンダーフェスティバルの個人ディーラー「あらあらこまった堂」から出されているフィギュアの胴体に、プラッツから出ていたあんこうチームフィギュアの頭部を合体させて使用しています。

 

f:id:MakotoIshii:20140627020111j:plainf:id:MakotoIshii:20140627020151j:plain

 

f:id:MakotoIshii:20140627020729j:plainf:id:MakotoIshii:20140627020812j:plain

自分としては「ガルパンらしい模型とは?」と思った時に、フィギュアを乗せるという条件は外せなかったので、5人のメンバー全員を乗せるという形で作りました。

とは言え、1/35スケールの美少女フィギュアを5体作るというのはかなりの労力で、普通の兵隊フィギュアの方が何倍もラクだな〜と思いましたねw

 

そうしてもう1点は『ティーガーⅠ 極初期型 アフリカ戦線仕様』

f:id:MakotoIshii:20140627014025j:plain

 

こちらは、タミヤの『ティーガーⅠ 極初期型 アフリカ仕様』をエッチングパーツ、アルミ砲身、可動履帯を組み込んで完成させています。

ガルパンⅣ号はアニメ戦車ということで、汚しに関しては控えめにしていたので、こちらは、もう思いっきりやってやろうというのがテーマですね。

オキサイドレッドのさび止め剤を下塗りし、その上に塗装のはがれを表現できる溶剤を塗り、さらにサンドイエローを載せるという形で塗装しました。その後、実際に塗装を剥がして戦場での傷を再現した感じです。

歴戦ということで、サイドスカートも金属板に変更し、戦闘でボコボコになった様子を再現したり、砂漠の砂が入り込んだ履帯の表現はパステルの粉を使って表現したりしています。アチコチ錆なんかも表現しているんですが、ちょっと目立ってないかな?

 

f:id:MakotoIshii:20140627015010j:plainf:id:MakotoIshii:20140627014122j:plain

f:id:MakotoIshii:20140627015133j:plainf:id:MakotoIshii:20140627015342j:plain

 

フィギュアはドラゴンのドイツ戦車兵を使いましたが、お顔が気に入らなかったのでホーネットのヘッドと交換してあります。地図やら、ヘッドフォンやらコードやらと気がついたらかなり作り込んでましたw

何か標的を見つけて装填主が説明しているけど、戦車長はなんか機嫌が悪そう……というシチュエーションですかね。

個人的には、やはり戦車はフィギュアと絡ませて、ちょっとしたドラマがないと寂しいな〜と思うわけです。

f:id:MakotoIshii:20140627014702j:plain

 

いろいろと反省はあるんですが、好きな戦車ということもあって楽しく作れました。

 

 

ということで、5月下旬〜6月下旬にかけてのお仕事です。

 

ガンダムエース7月号(角川書店

f:id:MakotoIshii:20140626184127j:plain

もう8月号が発売されちゃってますがw
テキストを担当している池田秀一さんの対談連載「三倍速くシャアが行く!」では、オットー・ミタス役の内田直哉さんとの対談が掲載されています。

付録の『機動戦士ガンダムUC メモリアルBOOK Ⅱ』では、池田秀一さんと福井晴敏さんの対談記事が再録されていたりします。
興味のある方はバックナンバーなんかでチェックしていただけるとよろしいかと。

 

ハイパーホビー7月号(徳間書店

f:id:MakotoIshii:20140626184518j:plain

こちらも、もうすぐ次の号が出ちゃいますが……w

今回は「THE NEXT GENERATIONパトレイバー」が巻頭特集です。
とは言え、僕はインタビュー以外のところを担当していたります。

その他、『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』が「データカードダス」をメインとする形でめでたく独立ページとして始まっておりますのでアメコミファンの方はチェックしてください。

 

シネコンウォーカー7月号(カドカワメディアハウス)

f:id:MakotoIshii:20140626185158j:plain

特別付録の『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY キャラクターブック』を担当しています。

 

ニュータイプ7月号(角川書店

f:id:MakotoIshii:20140626185443j:plain

 

7月放送開始の『白銀の意志アルジェヴォルン』のページを担当しています。みんなに驚かれたんですが、実はニュータイプ誌上でのアニメ記事は初めてだったりしますw

 

ガンダムパーフェクトファイル

f:id:MakotoIshii:20140626190136j:plainf:id:MakotoIshii:20140626190202j:plain

f:id:MakotoIshii:20140626190227j:plainf:id:MakotoIshii:20140626190247j:plain

f:id:MakotoIshii:20140626190306j:plain

1カ月半上記の5冊に参加しました。主に『MS IGLOO』系の機体を担当してます。

 

●Febri Vol.23(一迅社

f:id:MakotoIshii:20140626190554j:plain

 

巻頭の「機動戦士ガンダムUC」特集で、福井晴敏さん、池田秀一さんのインタビューとMS解説を担当しました。

また、毎号書いているホビーRECOMMENDではバンダイさんの「太陽の塔のロボ」について、ちょっと深めに考察しています。

 

ガンダムエース8月号(角川書店

f:id:MakotoIshii:20140626192038j:plain

 

池田秀一さんの対談連載「三倍速く!シャアがいく!」が5年の連載を経て最終回となりました。最期の対談相手は『機動戦士ガンダムUC』の音響監督である木村絵理子さん。
次号からは、また池田秀一さん絡みの新連載がスタートする予定です。

 

●宇宙戦艦FILE アニメ編(学研)

f:id:MakotoIshii:20140627024434j:plain

 

アニメに登場する宇宙戦艦(というか、艦船)を集めたライトな本。

ガンダム関係でちょっとだけお手伝いしました。

 

ダンテ・カーヴァー インタビュー(マーベルコミック編、DCコミック編)

f:id:MakotoIshii:20140627024644j:plainf:id:MakotoIshii:20140627024710j:plain

 

ヴィレッジブックスから発売している翻訳アメコミの『ビフォア・ウォッチメン:ナイトオウル/Dr.マンハッタン』と『X-MEN:デイズ・オブ・フューチャー・パスト』にそれぞれ挟み込まれている「ダンテ・カーヴァー インタビュー」を書いています。

『ビフォア・ウォッチメン:〜』にはDCコミックス編が、『X-MEN:〜』にはマーベルコミック編が入っており、ダンテさんが選んだ翻訳アメコミとオススメポイントを語ってもらっています。

 

 

 

 

●魂ウェブ特設サイト「S.H.Figuarts アイアンマンマーク42&アイアンパトリオット

http://tamashii.jp/special/ironman3/

f:id:MakotoIshii:20140626191219j:plain

 

こちらで、S.H.Figuartsで発売される『アイアンマン3』関連アイテムの紹介記事を担当させてもらいました。試作をさわらせてもらったんですが、完成度がすごく高くて驚きました。

 

●月刊アニメのツボ「魅力凝縮! 早わかりアニメ講座 『ガールズ&パンツァー』の巻」

http://www.b-ch.com/contents/feat_anitsubo/p02.html

 

こちらは、人気アニメを動画で紹介するコーナーですが、初めてナレーション原稿を担当しました。本当に初めてということもあって、いつもの原稿仕事にくらべると苦労しましたし、担当プロデューサーにもたくさん迷惑をかけながら、まさに「勉強」しながらお仕事をさせてもらいました。

 

●ビレッジブックス アメリカンコミックス公式サイト

http://a-comics.com/

翻訳アメコミやアメコミ映画のレビューを担当しているページですが、5月下旬〜6月下旬にかけては下記のラインナップを紹介しました。

X-MEN:デイズ・オブ・フューチャー・パスト(翻訳版レビュー)

X-MEN フューチャー&パスト(アメコミ映画レビュー)

X-MEN:セカンドカミング(翻訳版レビュー)

もうちょっとしたら、『ビフォア・ウォッチメン:ナイトオウル/Dr.マンハッタン』も公開されます。

 

アメコミ映画仕事三昧

どうも、約1ヶ月のごぶさたです。

 

今年の4月は『キャプテン・アメリカ:ウインター・ソルジャー』と『アメイジングスパイダーマン2』という、アメコミ映画2作が連続公開されるということもあって、世の中的にアメコミ映画が盛り上がっているわけです。

 

で、僕もアメコミ関連のお仕事を定期的にやっているということもあって、3月後半から4月前半にかけては、かつてないほどのアメコミ関係の仕事をしていました。

 

まず、それなりの量の原稿を書かせていただいたのが、こちら。

f:id:MakotoIshii:20140422181236j:plain

 

別冊映画秘宝 アメコミ映画完全ガイド スーパーヴィラン編(洋泉社

 

2年ほど前に発売された『別冊映画秘宝 アメコミ映画完全ガイド スーパーヒーロー編』と『〜ダークヒーロー編』の2冊に参加させていただいて、今回もお誘いいただきました。

 

巻頭の『アメイジングスパイダーマン2』の紹介ページをはじめ、同作に登場するエレクトロやライノ、さらに『ゴーストライダー』シリーズを含めたマーベルキャラクター系のヴィランも多数紹介しています。

ヴィランは特徴があるし、さらに映画になるとアレンジされている要素も多いので、このあたりを紹介するのはスゲー楽しかったです。

 

そして、お次はこちら!

f:id:MakotoIshii:20140503023634j:plain

 

特集に合わせた批評を掲載する青土社の月刊ユリイカ。こちらの5月号の特集はなんと「マーベル映画」です。

 

こちらでは、『アイアンマン』シリーズのスーツのコンセプトデザインを担当したアディ・グラノフ氏に取材した際に聞いた内容をもとに、ちょっと長めのアイアンマンスーツ論を書いています。マーベル・シネマティック・ユニバースにおいて、アイアンマンのスーツデザインは、どのように機能したかを原作の歴史と合わせて追ってみました。

 

ユリイカは、文字ベースでの面白い特集をしているので、いつか原稿を書きたいと思っていた憧れの雑誌でした。そんなところで、アメコミ業界において著名な方々と肩を並べて原稿を書かせてもらえたので、それだけで嬉しくてたまらない感じです。

興味のある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。

 

この2冊以外に、レギュラーで記事を担当しているヴィレッジブックスのアメリカンコミックスオフィシャルページ(http://a-comics.com/)でも、週1本のペースで原稿を書いています。

今回は、『マイティアベンジャーズ:シークレットインベージョン』、『X-MENメサイアコンプレックス』、『キャプテン・アメリカ:ロード・トゥ・リボーン』の翻訳本レビューに加え、映画『キャプテン・アメリカ:ウインターソルジャー』のレビューも掲載されています。

 

そして、レギュラーのハイパーホビー6月号(徳間書店)でも、好評放送中のアメコミをベースにしたアニメ『ディスクウォーズ:アベンジャーズ』の紹介記事を担当。

f:id:MakotoIshii:20140503025030j:plain

(こちらでは、その他『THE NEXT GENARATION パトレイバー』の記事も書いています)

 

この他まだ掲載などの形になっていない、作業済みのアメコミ案件があったりするので、ドップリとアメコミ三昧だった1ヶ月でした。

 

アメコミファンになって二十数年経つのですが、まさかひと月にこんなにたくさんアメコミ仕事をする日が来るとは思ってもいませんでした。

趣味の延長からの仕事なので、今回は本当に楽しく仕事をしたという感じです。

 

〈その他の仕事〉

ガンダムエース6月号(角川書店

f:id:MakotoIshii:20140503025655j:plain

『三倍速く!シャアが行く!〜池田秀一ガンダム人間探訪記〜』では、『名探偵コナン』で池田さんが共演している高山みなみさんをゲストに迎えています。

 

ガンダムパーフェクトファイル Vol.134

 

f:id:MakotoIshii:20140503025735j:plain

 

 

3月下旬〜4月上旬のお仕事

 ギリギリ1ヶ月ぶりでアップとなりました。

 でもねですね、現在4月中に『キャプテン・アメリカ:ウインターソルジャー』と『アメイジングスパイダーマン2』の公開に合わせて、アメコミ系の仕事がバタバタと進行中でして、あんまりじっくりとアップできないので今回はお仕事報告のみで。

 4月20日には参加している上井草模型倶楽部の展示会があるので、その後くらいに模型絡みでちょっと追加日記が書ければと思っていたりしてます。

 

 にしても、今月はアメコミ映画以外にも観たい映画がたくさんあるので、頑張って時間を作って観に行かねばって感じですw

 

ガンダムエース5月号(角川書店

三倍速く!シャアが行く!〜池田秀一ガンダム人間探訪記〜

機動戦士ガンダムUC』のプロデューサーの小形尚弘さんがゲストです。

 

f:id:MakotoIshii:20140412032332j:plain

 

ハイパーホビー5月号(徳間書店

レギュラーのホビー担当ページに加えて、『THE NEXT GENERATIONパトレイバー』ではシバシゲオ役の千葉繁さんのインタビューと豊洲でのデッキアップイベントのレポートを掲載してます。

 

f:id:MakotoIshii:20140412032644j:plain

 

 

ガンダムパーフェクトファイル No.133(デアゴスティーニ

今号から不定期レギュラー参戦しています。

担当したのは、コア・ブースターⅡインターセプトタイプ/61式戦車、キキ・ロジータの紹介原稿です。

f:id:MakotoIshii:20140412032833j:plain

 

 

●Febri No.22(一迅社

ホビーレコメンドでは、『艦これ』のプラモデルについて書いています。

その他、『シドニアの騎士』のコンセプトデザイナー田中直哉さんインタビュー、巻頭特集の『ガンダムビルドファイターズ』では、登場ガンプラカタログのメイン系機体紹介を担当してます。

 

f:id:MakotoIshii:20140412033158j:plain

 

 

●WEB系仕事

villagebooks AMERICAN COMICS

 

・『ビフォアウォッチメン ミニッツメン/シルクスペクター』発売記念/石川裕人『ビフォアウォッチメン』を語る 第2回、第3回

・マイティ・アベンジャーズ:シークレット・インベージョンレビュー

・X-MENN:メサイアコンプレックスレビュー

 

 

ファミ通APP

ソーシャルゲームX-MEN BATTLE OF THE ATOM』紹介

http://app.famitsu.com/20140404_317520/http://a-comics.com/

ガルパンの秘密〜美少女戦車アニメファンはなぜ大洗に集うのか〜

f:id:MakotoIshii:20140311222131j:plain

 

 

 どうも、またまた約1ヶ月のごぶさたです。徐々にアップ日が後ろになってきて、そのうち1ヶ月まるまる飛ばすのではないかとw

 

 今月は、ここ数ヶ月の間でいつもよりもちょっと力を入れていたお仕事について、ちょっと書いておこうかと思います。

 その仕事というのは、廣済堂出版から3月17日に発売となる『ガルパンの秘密〜美少女戦車アニメファンはなぜ大洗に集うのか〜』という新書です。

 本の内容としては、アニメ制作者とアニメに協力した大洗町周辺の関係者から話を聞き、アニメとしての成立の過程から、作品にどんな人が関わり、どのように盛り上がって行ったのかを追う証言集となっています。

 

 この本に関して、なぜいつもの仕事とは力の入り方が違っていたのかと言うと、僕自身が茨城県水戸市の出身で、『ガルパン』の舞台となった大洗町水戸市に隣接していて、子供の頃からよく通いなれた場所だっただからです。

 ある意味、自分にとっても地元のアニメなんです。それこそ、子供の頃に遠足で行き、家族で何度も海水浴に行き、新しい自転車を買えば大洗にサイクリング、免許を取ったらとりあえずドライブに、女の子と初めてクルマでデートしたのも大洗町でした。

 その大洗町が、東日本大震災で発生した津波の影響で大打撃を受けていたのは知っていましたし、それ以前に行くたびに町全体が寂れた雰囲気になってきているのも感じていました。

 とは言え、東京に出てアニメ系のフリーライターをしている人間には、そうした状況に何か手助けできるわけでもなく、具体的に何か行動しようとも思っていませんでした。

 

 そんな中で、ある日『ガールズ&パンツァー』というアニメがあることを友人から聞きました。女子高生が戦車で戦う作品ということだけでは、「なんだ、よくある萌えミリタリー系か」的にあまり食指が動かなかったんですが、舞台が大洗というところが気になって、試しに見てみました。

 その結果、作品自体の完成度、自分も大好きな戦車に対する愛情と描写、そしてしっかりと再現された馴染みの大洗の町並み……と作品的にツボな部分がありすぎて、すっかり魅了されてしまったわけです。

 その後、いろんな報道や漏れ聞く情報では、『ガルパン』効果で大洗はかなりの盛り上がりになっているらしい……。その時、今までどうやっても地元に貢献できなかった自分でも、この作品に関してなら何らかの役に立てるんじゃない? ……と思い至ったタイミングで、この本への参加に関して連絡をいただきました。

 この書籍は、基本的にはインタビュー本という体裁なので、各発言者にスポットを当てて伺った話を文章にまとめています。僕自身は、ミリタリー関係にちょっと強いのと、大洗を知っているということで、大洗町をフィーチャーした第2部のをメインに執筆させてもらいました。

 その中でも、ちょっと力が入ってしまったのが、大洗パートの総括とも言えるルポルタージュです。大洗の町を実際に歩き、地元の人たちとファンがどのように交流しているのかを聞いてまとめています。

 僕個人は、その昔ルポルタージュを勉強していて、過去にも何度かそうした類の原稿を書かせてもらったことがあるのですが、やはり今回は特別な気持ちでした。

 そのあたりは、どうなっているのか? それは実際に本を手に取ってもらって感じてもらえると嬉しいです。

 

 もちろん、僕が書いたパート以外でも、貴重な証言がたくさん集まることで、『ガルパン』と大洗の関係性について、他では見えない全体像を見ることができる本になっていると思います。

 『ガルパン』ファンはもちろん、ファンではないけど「『ガルパン』現象」が気になっている人にもぜひ読んでもらえると嬉しいです。

 

今月のお仕事

 

●劇場版『TIGER & BUNNY The Rising』パンフレットスペシャルエディション

f:id:MakotoIshii:20140311231958j:plain

 

TVシリーズ&前作劇場版を振り返るページを担当しました。

 

シネコンウォーカー 2月号(角川メディアハウス

f:id:MakotoIshii:20140311232107j:plain

 

 

販売は終わってしまいましたが、『ロボコップ』の紹介記事を担当しました。

 

シネコンウォーカー 3月号(角川メディアハウス

f:id:MakotoIshii:20140311232204j:plain

聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』の紹介記事を担当しました。

 

●衝撃ゴウライガン!! 兆全集(廣済堂出版

f:id:MakotoIshii:20140311232359j:plain

キャラクター紹介ページや竹谷隆之さんのインタビューページを担当してます。

 

ガンダムエース4月号

f:id:MakotoIshii:20140311232446j:plain

 

レギュラーの『三倍速く! シャアが行く!〜池田秀一ガンダム人間探訪記〜』では、サラ・ザビアロフ役の水谷優子さんがゲストです。
また、付録の『機動戦士ガンダム0083 REBELLION 第00巻』では、以前担当した夏元雅人さんと今西隆志監督の対談が再録されています。

 

ハイパーホビー4月号

f:id:MakotoIshii:20140311232709j:plain

ホビー系レギュラーに加え、『The NEXT GENERATION パトレイバー』の記事では、主演の真野恵里菜ちゃんのインタビューを行っています。

 

●ヴィレッジブックスアメリカンコミックスオフィシャルサイト

・『ニューアベンジャーズ:シークレットインベージョン』レビュー

・『ビフォア・ウォッチメン ミニッツメン/シルク・スペクター』発売記念 アメコミ番長・石川裕人インタビュー